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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

10/01/17(Sun) [長年日記]

Martin OM-18GE

乾いた良い音を奏でるはずの冬にもかかわらず先日の湿気で28Vの音の調子が悪かったのもあり、どうしてもマホガニーのOMが欲しくなってしまった。ここ数日j-guitarとにらめっこして候補をピックアップし、お茶の水までやって来た。これから店を回って試奏チェックをする!もちろん気に入ったものがあれば即日お持ち帰りも辞さない覚悟だ(`・ω・´)

 

まずは1軒目のP。ここにはOM-18Vが2本あり、早速試奏させてもらった。どちらも中古というよりは新古品に近い状態で、まだネックの裏のサテン塗装すら残っている。それぞれ特に以前感じたような不満点は無く即決してしまいたい気になったが、お茶の水にたった今来たばかりであるしいちおう他の店も一通り回って来ることにした。

2軒目は最初のD-28を買ったW。ここでは3種類のOMを弾かせてもらう。OM-18V、OM-18GEとHeadwayのカスタム仕様OMである。

サウンドボード(表板)がシトカスプルースの18Vはそれなりの使用感はあったが先ほどと同様素直でタイトな出音。GEはさすが見るからに上質な造りで音には粒立ちと奥行きが増す。それが造りによるものかアディロンダックの表板によるものかはわからない。Headwayも材の組み合わせの近いGE寄りの音で、奥行きのある深〜い音である。タッチへの反応が非常に良く、触れば響く感じで3本の中で一番大きな音で鳴っていた。

どれも同じような造りと仕様だがそれぞれに個性があって味がある。全部欲しいくらいだがそういうわけにもいかない。今のところHeadwayが一歩リードか。

 

さらに弾き込んで音を探ると、Headwayは高音域のシャリ(チャリ?)感が強くミドルが控えめ。特に、俺が欲しい4〜5弦辺りでのコーンというマホガニー材特有の鳴り方があまり感じられない。これがないとせっかくマホを買う意味がない。Martin2本いずれもこの鳴りを持っているということは、Martinギターの特徴なのか?

18Vと18GEを較べると、素直でダイレクトな音の18Vに対し、より艶と張りと粘りのある深い鳴りの18GEという印象。正直どちらにも魅力があるが、どちらか1本となると・・やっぱGEだなあ。単なるアルペジオ弾いてるだけでも自分の弾いてるギターの音で陶酔しちゃうもの。

あまり使い勝手の良くないオリジナルのバンジョータイプのペグが通常タイプのものに交換されているためお買い得価格(定価の半額以下!)になっているのも大いに魅力だ。自分としては普通のペグの方が全〜ん然ありがたいし。んーっ、いっちゃうかぁ?(;^ー^)

ということでOM-18GEが新たにうちのギター・コレクションに加わった。ほとんどキズも無くてガンガン使うのがもったいないくらい。今の時点でも当たり前のように鳴ってはいるが、まだ新品臭さも残っている。弾き込んで時間が経ったらどう音が変わっていくのだろうか。楽しみだぁー。

▲アディロンダックは材が枯渇しているため、今は目の疎らなものも多く使われている

▲一回り小柄なヘッドの裏にロゴが刻印 冷たい色で味も素っ気もないペグは換えたいな

▲マホガニーの素朴で暖かな木目 ナットやエンドピンなどはエボニーが使われている

ローズとマホが揃ったことだし、一昨年から始まったアコギ行脚もこれでめでたく打ち止めかな!(^ー^)

Tags: 買物 音楽

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