12/06/18(Mon) [長年日記]
▼ 秩父周遊
昼、部屋の蒸し暑さに目が覚めた。右目が違和感があると思ったら充血している。昨夜寝しなにシーツを替えて、埃で痒くなった目を擦ってしまったからだ。目薬を買って来よう。
明日から天気が崩れるから今日は走っておこうと、今年初のメッシュジャケットとパンツで家を出た。毎度の午後コース、関越に乗って嵐山小川ICからr11へ。これも例によって農産物直売所で手打ちうどんの昼食。
前から気になっていた、バス停終点手前にあるあじさいの道の看板。その小路に折れてみる。見頃はまだまだ先だったが舗装の林道に沿ってアジサイが植えられていた。道は山を上り、ぐるっとr11に下りてきた。車よりは歩きの方が風情を味わえるだろうな。
夕方近くの峠は車通りが極めて少ない。気持ちよくワインディングを走って峠に上って行く。山道に入って一つ問題が発覚していた。メッシュパンツがシートの上でやたら滑るのだ。コーナーで軽く腰をずらして進入すると、コーナリング中にズルズルズル・・と下半身が全部落っこちてしまう。いや、そこまでハングオンするつもりはないw それなりのペースで走ってる時は問題ないんだけど・・これには参ったな。シートに接する尻、ふともも裏はやっぱり革、ないしは滑りにくい素材がいいんだね。
何度も来ているのに定峰峠の茶屋に入ったことはこれまで一度もなかった。今は無い向かいの店には何度か入ったことがあるけれど・・。メニューに水出しコーヒーがあると聞いて初めて入ってみた。食事メニューが一律700円なのは笑った。コーヒーは苦味が多くて水出しの特徴であるまろやかさ、甘さはあまり感じなかった。そういう種類の豆を使ってるのかな。ちょっと残念。
GL方面に向かい、ブナ峠から横瀬〜円山林道に折れる。涼しいというより肌寒いくらいの山の冷気。緑のトンネルを黙々と走り抜ける。
秩父市街からミューズパークを突っ切り小鹿野に抜け、さらにR299を奥へと進む。行く手には不穏な雨雲が立ち込めていたが、雨雲レーダーに雨の気配は皆無だったのでそのまま先に向かった。ここのアジサイも開花はまだまだ先のようだ。
志賀坂峠を一気走り、神流町からR462を東に向かい、土坂峠からまた秩父方面に折り返す。ホント車いないな。
戻ってくる頃にはもう日が暮れそうだったけれど、吉田の千鹿谷鉱泉に寄ってひとっ風呂浴びさせてもらった。山の中の鄙びた(寂れた?)一軒家の旅館ながら温泉は極上だ。加温されてはいるが湯船のお湯はとてもまろやか。そしてコックをひねるとものすごい硫黄臭を放つ源泉がカランから吐き出される。素晴らしい!
疲れた体もすっかりリフレッシュ。これでまた山道を走って帰る気力が湧いたぜ。ぃよーしGO!!・・あ、ロービームが切れてる(;^o^)