13/04/08(Mon) [長年日記]
▼ バッテリーが原因ではなかった!
昨日のバッテリー上がりのトラブルで、ひとつ確認しなくてはならないことがある。
バッテリーが充電されない主な原因には、バッテリー自体の劣化や破損以外に、レギュレータの故障がある。これがダメになるとバッテリーに電気が来ないか、あるいは逆にエンジン回転数によって大きく変動した電流が入ってきてしまう。
テスターで電圧のチェックをしてみると・・エンジンを掛けても電圧が上がらない。やはり故障したのはレギュレータだった!・・するとこの前何か焼けたような煙が出ていたのはレギュレータだったのか・・
落胆しつつ、焼け焦げ痕がないかレギュレータ周りをじっと注視する。レギュレータに外見上は異常は見当たらない。・・と、おや?
異変に気づいた。
焼け痕があったのはすぐ近くのカプラ。そこから1本ワイヤーが抜けて剥き出しになっている。これはステーターコイルからレギュレータに来ているハーネスだ。なるほど〜、それじゃ充電されっこないよね!!(^o^;
ワイヤーの先端が溶けていたのでショートしたのは間違いない。カプラが溶けたのとショートしたのとはどちらが先なのか。また、なぜワイヤーがカシメから外れたのか、原因は定かではない。ハーネスをタイラップ固定する際にカプラ近くの曲げに負担が掛かったとか?
ともかく、カー用品店でカプラを買ってきて付け替えた。テスターで充電電圧を測ると・・エンジン回転を上げた状態で13.5V。しっかり充電されている、ということでレギュレータ本体に問題はなし。上がった秋月LONGも充電したところ、とりあえず13V以上をキープしていた。
レギュレータの充電電圧が思っていたより低いのが気になったので調べると、通常開放式バッテリー用で14.5V程度、過充電に弱いMFバッテリー用ではそれより1Vほど低く設定しているのとのことだった。なるほどー。
対策レギュレータに換えてから冬場に純正ユアサの持ちが悪く感じたのは充電電圧が不足していたのかもしれないな。過充電の心配がない優しいレギュレータみたいだけど、電熱を使った時のバッテリーからの持ち出しが多くなるのも改めて納得だ。日が落ちるのが早い冬場はどうしてもライトと電熱と同時に使うことが多くなるから、Antigravityの容量で不足しないかちょっと不安かも。LONGに戻す?
(追記)RAZAに相談したところ、アイドリングから充電が始まる新電元のレギュレータを使用した時にまれに起きるトラブルらしい。端子をより容量の高い大型のものに替えたところ、この症状は再発しなくなった、とアドバイスを貰った。
▼ 中正寺の枝垂れ桜
バッテリー問題が一応解決したので、だいぶ日が傾いた時刻ではあるが走りに出ることにした。
関越道を北上、本庄児玉ICで下りてr44を進む。沿道に桜並木が続くのだけれど、すでに散りかけ。r13に折れて鬼石から下久保ダムへ。残念、ここも半ば散ってしまっている。
そのままR299を西に進むと、ようやく恐竜王国近辺に満開の桜が残っていた。
そして楢原、中正寺へ。枝垂れ桜は、最近の荒天のせいか付きは寂しいながらも、かろうじて花が残っていた。周りのソメイヨシノはまだ開花前。
今年も会いに来られて良かった。
小鹿野に戻って遅い昼食・・というよりもう夕食の時間だよ(笑)
昭和食堂で小鹿野定番のわらじカツ丼(850円)。この店のは薄めにスライスされたヒレ肉で、ソースは濃いめながらあっさりしていて食べやすい。わらじの装飾が可愛い。安田屋と違って味噌汁とお新香がつくのも良い。
食堂を出ると辺りはすっかり暗くなっていた。ボチボチ帰ろうか。