16/12/12(Mon) [長年日記]
▼ 峠のうどんを食べに行く
今朝も目覚めが良く、最近にしては珍しく出かける気マンマン。今日は上野村の峠のうどん藤屋をおよそ10年ぶりに訪ねてみようと思う。
今日までの間に何回か訪ねたが臨時休業や品切れでその度振られてしまった。今回は電話で営業確認と予約を入れたから食いっぱぐれることはないぞ。昨夜の羽生PAから食べてなかったので腹具合も万全だ。さあ行こう!
例によって花園ICからr44に出て鬼石に向かう。
気温8℃でモンベルのジオラインEXP+Warm&Safeのヒーテッドジャケット+GREEDYのウインタージャンプスーツという装備で全く寒さを感じない。今のところ日中は基本電熱は入れないで、日陰の山間部で軽くONする程度で十分。これが5℃を下回ると手足の末端から冷えが回ってきたように思う。
電熱とはいえ、アウターで走行風や隙間風をシャットアウトしインナーで保温するのがやばり肝要。うちの古いバイクは単相発電で容量に余裕がないから、なるべく節電しないといけない(電熱買ってすぐバッテリー上げたことがあります)。
ジャンプスーツにはニープロテクターの装備がないので、保温タイツの上にラフ&ロードのプロテクションエアロメッシュパンツを履いて万一に備える。
R462に乗ると早速冬桜が咲いている。先月来た時よりも多く咲いている感じだ。冬桜は一斉に開花するのではなく、わりと長い期間を代わりばんこに咲くらしい。目を引く派手さはないがその分長く楽しめるというわけ。
寒い時期でも安心してワインディングを走れる神流湖ロードはバイク乗りにはとてもありがたい存在。要所に休憩ポイントがあるし、延々走っていても風景の変化が楽しめて飽きないのもいい。
この日は工事信号で停められることが多かった。停止中に横を見ると、気になっていた野菜まんじゅうのいなかやが営業している!早速立ち寄って、出来上がっていた2種類を購入。
手作りで1個130円とリーズナブル。大盛うどんに備えて今は食べられないけど、あとでおやつに食べよう。
左がキンピラ、右が野沢菜。まんじゅう部分はプレーンな味。
どちらも具だくさんで美味しいが、俺は甘辛のキンピラが気に入った。
西に向けて快走。上野村に入っていよいよ塩ノ沢方面に折れる。と、シフトしようとした左足がスカッと空を切った。あるべき場所にペダルが無い!
停めて見るとやはりナットが紛失してシャフトとペダルがバラけていた。ちゃんと緩み止めナットを使っていたのに!ナットが消えたのは直前のシフト時だったようで、ボルトとカラーは残っていたのが幸い。
道中のホームセンターでナットを入手することにして、とりあえず車載工具のタイラップで結合させた。まあシフトフィールはグニョグニョで最悪だけど。ともあれホムセンまで切れるなよ〜。
峠のうどん藤屋に到着。ちょうど先客と入れ替わりだったが、店に入ると爆音を響かせてマスツーライダーたちがやって来た。ちょっと時間がズレてればお互い気兼ねなく貸し切り状態だったんだけど、惜しいね。
10年前と変わらない暖かい接客。うどんの盛りも変わらず。
丼いっぱいに満ちた麺。コシは見た目ほど強烈ではなく、噛めばプチンと噛み切れるので食べやすい。
周りの大食い仲間に鍛えられたせいか、あっけなく完食出来た。ごちそうさまでした。おじいちゃんが元気なうちにまた行かなくちゃ!
一番近いホームセンターを検索すると下仁田だった。湯の沢トンネルを抜けて下仁田へ。
案の定タイラップが切れる。わずかシフト2〜30回でだ。今度は2本使って結束。発進停止以外はもう3速固定で行こう。そして強く踏み込まずにそおっとシフト。
下仁田コメリで緩み止めナットを無事入手。ちょっと硬めに締めておく。しばらく走ってチェック、大丈夫みたい。
上野村に戻って今度はR462を東へ。たぶん志賀坂峠はもう砂まみれだろう。走るのは来春までおあずけだな。
日なたでコーヒー休憩したいんだけど、すでに日が山の端に入ってなかなかこれという場所がない。結局前回と同じく金比羅橋たもとの休憩所で一休み。開けた中洲状の場所だから日当たりがいい。
飛行機が飛び去っていく。よい休日だった。
円良田湖方面に折れると美里町を見下ろす丘に大きな月が浮かんでいた。