17/02/27(Mon) [長年日記]
▼ 花粉飛ぶ、秋山〜奥多摩を流す
昨日早めにたっぷり寝て体調は万全。雲が厚くひんやりした天気だが、家でゴロゴロしていたい気持ちを抑えて走りに出た。ドカに乗れば少しでも運動不足の解消になる。
まずは圏央道で昨年のクリスマスイブからフル化された八王子西ICを使ってみた。
これまでは中央道方面しか乗れないし下りられないハーフICだったのが、関越道方面にも行き来が出来るようになったのだ。簡素な作りのスマートICだけれど、これで陣馬へのアクセスが容易になった。
新設された関越道方面への入口。
和田峠を越えて上野原に出よう。
以前陣馬街道と間違えて折れてしまった、ひとつ手前の道からエントリーしてリベンジ。行き止まりぽくてその時は引き返してしまったが、後で地図を見たらしっかり街道につながっていたのだ。
小さな峠を越えて眺めが開けたところ。眼下に街道が見える。
山間部に入ると中腹のヘアピンが続くあたりから落ち葉が路面に散乱していて、ラインの自由度がほとんどない。ただでさえ狭くくねった道だから、ドカには結構キツい。もし頻繁に対向車が来るようだったら難儀していたろう。
無事に和田峠に到着。
今日は花粉を警戒してずっとシールドもマウスシャッターも閉じていたが、シールドを上げた途端に目鼻がムズムズとしてきた。だめだ、早く立ち去らなければ…
相模原側のゲートには積雪の文字があり少し身構えたが、何の問題もなく通過できた。
ここでようやく気づいたのだけれど、ずっと昨日よりも冷えるなと思っていたら、なんのことはない、コネクターの接続が甘くてジャケットのヒーターが効いていなかったのだった。
体がぬくぬくしてくると自然とライディングの調子も上がってくる。しかしシールド下部が少し曇ってきてマウスシャッターを開けるとまた花粉の攻撃を食らう。とても開けていられない。この後もずっと同様だった。奥多摩や飯能はスギ花粉の巣なのだ。
上野原の桂山で昼食。相変わらずワンタンメンが750円はお得感がある(ラーメンは今どき550円だ)。でも心なしか以前食べた時よりも感動が薄いような…。地元の煮干し連合の完成度の高さに舌が慣れてしまったせいか。
寒さのためこのまま帰ろうかとも思っていたが、電熱とラーメンですっかり体が温まったので秋山街道を走りに行くことにする。走っている車は皆無に近く非常に快適。
例によって尾崎のバス停でコーヒー休憩して、R139に出る。
これも昨年末出来たばかりの道の駅つる(都留)に立ち寄った。
施設はあいにく臨時休業だったけれど、周りを山とリニア線に囲まれる中、開放感に溢れた非常に気持ち良いところだった。富士みちを通った時には絶対寄りたい。
大月市街を抜けて再びR139に折れ、深城ダム方面へ。年度末のため道路工事がやたらと多い。
そのまま松姫トンネルを抜けて奥多摩へ。ほんとアクセス良くなったよな。
三頭橋でしばらく休憩したが、今日の奥多摩はとても静かだ。小菅で二台とすれ違った他は、バイクの姿を全く見かけないし、周遊道路からエンジンの唸りも聞こえてこない。
後は軍畑から昨日と同じく飯能に周って帰途に就いた。今日は街中の車、とりわけダンプが非常に多かったな。