24/10/02(Wed) [長年日記]
▼ 今年初の奥多摩ツーリング
今年まだ一度も奥多摩を走っていないことに気づいてちょっと驚いた 以前は季節の毎くらいには遊びに行っていたのに最近はアクセスが1時間足らずでお手軽な奥武蔵〜秩父ばかり走りがち
ちょうど先週からは朝型の生活リズムで、今日は雨の心配も皆無ということで懸念材料もない 早速走りに行こう
午前10時過ぎ出発 R16から茶どころ通り、青梅街道と進む 幹線道路は単独で走れることはまれだし、時おり工事渋滞もあってやはり快適とは言い難い 早々に左手首と右膝、右股関節の痛みに悩まされる…
奥多摩駅から日原街道に入るとようやく単独走行となり快適なクルージングを楽しめるようになった アクセルを開けられるようになると前傾姿勢の負荷が減ってくる 鍾乳洞先の燕岩洞門まで行って折り返す
間近に見上げる梵天岩、燕岩の威容が実に圧巻
日原集落に戻って自販機のドリンクで休憩 汗ばむ夏日の陽気 レザーでなくメッシュジャケットで来るべきだったな
集落の道は車のすれ違いも大変な狭さとクネクネ具合が奥秩父や南牧にちょっと似ている いかにも山間の旧道の風情を感じられて良い
なにやら井戸のようなものがあるので見てみると、対岸からの湧水を引いている萬寿水というそうだ 水道のない時代には重宝したのだろう
この旅館はまだ営業しているのだろうか
青梅街道に戻り小河内ダムへ
奥多摩ツーリングで必ず寄るのんきやにて昼食
定番の中華そばと半ライス ここでしか食べられない味
平日ながらライダーの姿は多い
丹波山方面に向かう
ひたすら静穏な奥多摩湖
おっと、こんなところに二十三夜塔があったとは
さすがに丹波山から先は交通量もわずかで快適にワインディングを楽しむことができた 前後Pilot Powerはグリップの安心感も段違いでスパッとバイクを倒せて楽しい カチカチだった体もほぐれてきてだいぶ楽になった
それにしても一ノ瀬から柳沢峠にかけての狭路は大部分が改修され、ヘアピンの曲率は大きくなり道幅も広げられて格段に走りやすくなった 山深さがいっそう薄れてしまったのが残念だが… 何年か後には一ノ瀬のバイパスも開通していっそう通行が楽になるだろう
峠の茶屋でドリンクを買って新しくできた展望台へ
ここってなぜ作ったのか不思議に思ってたけど、来てみてわかった もともとの旧道の敷地を利用してたんだね 廃棄された旧道を眺めてると当時の記憶が蘇ってきてちょっとセンチな気分になるよ
残念ながら富士山の姿は拝めず
Uターンして峠を下り奥多摩周遊道路へ 午後日が傾いて車やバイクは少なくなった
月夜見第一Pに立ち寄ってしばし下界を眺める
ここから見下ろすダムはジオラマみたいで好き
夕方の月夜見のそれぞれが散り散りに帰途に着いていく雰囲気もなんかいいんだよなあ
帰りは檜原街道で 数馬でトイレを借りる
シュウカイドウ 今年は時期を逃してしまったと思ったけど見れて良かった
村営駐車場にて最終休憩 体力はまだ余裕があるのに関節痛から来る疲れがしんどいのが悔しいところ ただ、体の動き自体は行きよりも良くなった感じなのが救いか
次は紅葉を見に来られると良いのだが