03/02/10(Mon) [長年日記]
▼ 隣の隣町の蕎麦小屋
去年、車検を受けた帰り道、県道の脇に広がる畑で栽培している蕎麦の産地直売所みたいな小屋を見つけた。
そこには蕎麦粉の直売のほかに、そこでとれた蕎麦を食べることも出来るのだが、その日は食堂の方は定休日で味を試すことは出来なかった。
今日ふとそれを思い出し、足を運んでみることにしたのだが・・
スキー場のロッジのようなたたずまい。
十割蕎麦と二八蕎麦があるが、十割蕎麦を頼んでみる。
食券を買い、テーブルに着く。
客は自分一人。
お茶は蕎麦茶であるが、セルフである。
電気を使わないただのタンクで、当然お茶はぬるかった。
ほどなくして蕎麦が出て来た。
・・・
蕎麦の香りがしない。
水も十分に切れていないので蕎麦がビショビショだ。
う〜ん、やはりしょせんは片田舎の半シロウトの蕎麦打ちか。
さらにマイッタのが蕎麦湯。
普通のように食べ終わる頃に持ってきてくれるのではなく、すでにポットに入ってテーブルに置いてあるのだ。
そしてそれもお茶と同じく保温のタイプではない。
ラーメン店などで水を入れておくのによく使う、緑色のプラスチックのポットだ。
当然湯は冷めている・・。
店が混み合ってる時ならまだわかるが、自分が来た時には店は空っぽ。
どうして冷めるのがわかっていながらポットに入れっぱなしにしておく必要があるのだろうか。
立ち食い蕎麦でもあるまいに。
あまりのやる気のなさに愕然とした。
サギだ。
こんなものに900円も金を出させるなんて。
その日はそのまま家に帰り、残念会と称して(ウソ)昼間から酒盛りをして過ごした。
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