03/02/11(Tue) [長年日記]
▼ 神田蕎麦屋巡り
メンバーの一人が他でやっているバンドのライブがあり、仲間内と秋葉原に出かける。
せっかくなので少し早めに行って神田で蕎麦を食べることになった。
午後4時過ぎ、秋葉原着。
万世橋を渡り、神田蕎麦屋エリアを目指す。
蕎麦好きな人には激しく有名なところだそうな。
わかってみればこんな近くなのに、今まで足を伸ばしたことがなかった。
まあ、たかが一食、それもたいして腹のふくれない日本蕎麦に1000円近くも出すなんてことは、若い時分には考えられなかったことなので仕方ない。
ビルの谷間にぽつんと佇むまつやを発見。
外観も店内も実に絵に書いたような下町的蕎麦屋である。
祝日なのでやってないかと懸念していたが開いていたのは嬉しい誤算だった。
ほぼ満席に近い状態だったが、待たずに座れた。
当然ながら注文したのはもりそば。
ウマイ。
しかしムチャクチャな腰の強さ。
続けてもう一枚頼みたいところをこらえて店を出、次にかんだやぶそばへ向かう。
こちらはわりと空いていた。
せいろうそばを注文。
緑色がかった蕎麦。
あれ?腰はそれほどでもないが、蕎麦自体はウマイぞ?
噂では、値段やその高名さに反して、たいして美味くないと聞いていたので意外な印象。
蕎麦湯もまたほどよいとろみがあって美味かった。
量は少なめだけど、値段もそんなに飛び抜けて高いわけでもないし、許容範囲かな?
でもこれだけでお腹いっぱいにしようと思ったらたいした金額になるだろうな。
それらや雰囲気も合わせて考えると、総合的にはまつやの方が好みかな。
今日は前もってあまり期待していなかったせいか、はたまた休日の下町観光気分を味わえたせいか、全般に好印象だった。
いや、前日の蕎麦小屋のショックの反動かもしれない。
とにもかくにも足取りも軽やかに秋葉原に戻った。
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