04/10/16(Sat) [長年日記]
▼ 奥多摩
陽が出ていないので寒い。
しかしともあれ長雨も止んだので、およそ2週間ぶりにツーリングに行こうと思う。
今日は夜に私用があるので仕事の方はお休みで、夕方まではフリーだ。
いつもより出る時間が遅いので、時間短縮のため入間より圏央道を使う。
五日市ほうとう 佐五兵衛で腹ごしらえ。
ちょうどお昼前で、自分の後すぐお客さんが溜まり始めた。
明朗なバイトの子の接客がたいへん気持ち良い。
なめこ豆腐ほうとうで朝から冷え切っている体を暖める。
ほかほかと暖まったところで、周遊道路、都民の森へ。
久しぶりの週末の晴れ間(陽射しはないが)ということで、駐車場は車とバイクで満杯だ。
紅葉にはまだ早いかな?と思っていたが、木々はもう色づき始めていたのは嬉しい誤算だ。
今日は革ジャンにフリースの出で立ち。
さすがにこの寒さで体もすぐ冷えてきてしまう。
自販機のコーヒーは補充されたばかりのようでぬるく、体を暖める役には立たなかった。
小用を済ませて早々に走り出す。
三頭橋を渡り左折、R139を松姫峠方面に向かう。
松姫峠への山道は、初めて来た時は路面の悪さに閉口したものだったが、今走ってみるとそれほどの悪路でもない。
改良されたのか、慣れたのか(もっと酷い道も走っているからか)。
峠の駐車場を越えて、展望が180度一気に開ける定番の場所へ。
青空が無く、遠くも霞んでしまっているが素晴らしい景色。
箱庭のような山並みを間近に感じられて、とても好きな場所である。
ガスの残量が不安だったので、一旦小菅村に戻り給油した後、裏周遊(県道18号)へ。
毎度のことながら走り屋で大混雑の周遊道路と違い、こちらはガラ空き。
景色を楽しみながら気持ち良く流せる。
分岐で檜原方面に戻るつもりが、うっかり上野原に出てしまった。
大月から松姫峠越えで戻ることにして、R20に出たところで、この間ヒルツさんが言っていた旧甲州街道のことを思い出した。
地図を確認して、旧道の県道30号に折れる。
ちなみに先日の伊豆ツーリングでマップルを失くしてしまったので、'95年版のツーリングマップを引っぱり出してきた。
はたして、交通量の多い国道よりも断然気持ち良い、山間を抜けるルートだった。
途中、談合坂のSAも見下ろせるポイントもある。
宿場町の名残を残していると聞いた犬目宿は思った以上にこじんまりとしていた。
すでに日も傾き始め、あまり時間に余裕が無かったのではしょってしまったが、今度来た時はゆっくり観光してみたい。
国道に戻り、猿橋からR139に入ろうと思ったら、入口に看板が立てられて通れなくなっている。
誘導員のオジサンに聞くと、お祭りをやっているそうだ。
猿橋自体もまだ見たことが無かったので、ちょっと覗いてみることにした。
内心、しょぼいかな?と思っていたが、意外にも風情があってなかなか良い観光スポットだった。
赤いじゅうたんが敷かれているのが猿橋。
現行の橋の上では、見世物や飴細工の露天が軒を並べている。
取材のTVも来ていたようだ。
R139に戻り、ノンストップで峠を登っていく。
松姫峠を通り過ぎ、周遊道を檜原に抜け、再び圏央道で帰路に着いた。
用事のタイムリミットギリギリで自宅に到着。