«前の日記(07/01/02(Tue)) 最新 次の日記(07/01/05(Fri))» 編集
kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

07/01/04(Thu) [長年日記]

秩父で走り初め

今日も外は上天気。気温が上がるのを待って秩父へ初走りに出かけた。

 

とりあえず嵐山小川ICから定峰峠へのコースをたどるが、ふと高所からのパノラマビューを見たくなって尾根筋の秩父高原牧場方面に折れた。広く走りやすい道だが凍結注意の看板が幾度も出てくるので今日は慎重に行こう。

牧場前にバイクを停めて5分ばかり遠景を眺めていたが、吹きつけてくる風が冷たい。手先がすっかり冷えてしまったので早々に引き上げる。

 

秩父方面への分岐を折れると、免許取立ての頃に何度か来たことのある広場に出た。ここだったのかぁ。

懐かしさを覚えながら連続ヘアピンを折り返し、どんどん下っていくと狭い県道82号に出た。

秩父方面の標識に従って進むと、なんとなく周りの風景に見覚えがある気がする。振り返ってみてようやくR140に並行した裏道の県道だと理解する。ここを走る時はいつも秩父市街から長瀞対岸方面に向かっているので、すぐにわからなかったのだ。なにしろ地図を失くしてしまったので照会が出来ない。

 

市街に出てR140から巴川橋を渡る。ミューズパーク方面への交差点の角に巴川荘という一軒宿がある。年末から気になっていた鉱泉である。たいして走ってはいないのだが、すっかり体も冷えてしまったし湯で温まることにしよう。

入口から廊下がグルグルと回り込みいかにも増築を重ねたのがわかる古そうな建物だが、館内は清潔感がある。新年早々の一見客にも丁寧な応対をしてくれた。

 

湯を入れ替えた直後ということで貸し切り状態だ(入湯料800円)。内湯のみだが全面に古代檜を使った大きな湯船で、切り株を使った湯口から注がれるお湯もなめらかでたいへん癒される。加熱循環であるが消毒臭は感じられず無色透明、ぬるりとした感触は無くサラサラでほのかな硫黄臭がある。乗鞍のありすの温泉によく似ているなと思った。檜の湯船はやはり絶品で、あまりの心地良さに上がってはまた浸かってを繰り返し長湯してしまった。

 

湯から上がり帰り支度をしていると、宿のおばちゃんがグラス一杯の白樺の樹液を持って来てくれた。樹液というとなんとなくどろりとしたイメージがあったが普通の液体で、飲んでみるとすっきりとした甘さで意外に美味しい。まぁ摂ったそのままではなくて加工してあるのだろうけど。

 

すっかり体がぽかぽか温まったところで、昼食を食べに行こう。荒川のあづまや園に行ってみたがまだ正月休み。他もまだ休みの店が多い。それか3時を回ったからか。

走っているうちになんだか蕎麦への欲求を失って、市内に戻り珍達そばに寄った。

「ラーメンライス」と言おうとして口から出たのはやっぱり「珍達」w

ネコ舌の俺は熱々のスープがほどよく冷めるのを待っていると、極細の麺が伸びてしまう。今度からはぜひ麺硬めで注文することにしよう。

 

R299で秩父市街を離れる。正丸トンネル手前で名栗方面に折れる。幸い山伏峠に凍結箇所は無かった。

上名栗の爽快なワインディングを走り抜け、飯能に下りる頃には日も暮れていた。


- Category -> PC | tdiary | うどん | ツーリング | トラブル | バイク用品 | プチツー | 音楽 | | 蕎麦 | 雑記 | 山歩 | 散歩 | 四輪 | | 整備 | 買物 | 旅行

«前の日記(07/01/02(Tue)) 最新 次の日記(07/01/05(Fri))» 編集
Total:  Today:  Yesterday: