11/02/23(Wed) [長年日記]
▼ ピックアップ交換
ハウリング対策と音色のアップグレードを狙って、リアPUをSeymour Duncan '59 (SH-1b)に交換してみる。
ビンテージ系ハムバッキングの中では一番素直でクリーンも歪みもOKの定番PUで、自分も大変好みの音である。適度にドライで適度に柔らかく、軽く歪ませるとクコッというピッキングに、ゴムバンドで引っ張るようなサステインが粘っこく絡んできて脳髄にくる音色である。オリジナルのPUにもそれほど不満は無かったが、いざ交換して弾き比べてしまうと線が細めの艶のない音色に感じてしまい、やはり音の色気の差は歴然としている。こうなるとフロントをどうするかも悩むところだ。
▲オリジナルのリアPUを外す
ハンダ付けの際、リアPUのボリュームにハイパスのコンデンサが後付けされているのに気がついた。それでフロントとリアでボリュームを絞った時の感じが違ったのかぁ。チャキチャキしたカッティングなんかで非常に便利なのでこれはそのままにしておく。
PU自体高音のヌケが良いのでトーンを少し絞っても問題ないバランス。いつも使っているのがジャキッとしたシングルPUのストラトなので、ハムといえどもあまり中低域が強すぎるのは好みじゃないのね。
かくして、このギターはさらにお気に入りになりました。基板タイプのトグルSWや小型のポット、配線周りはいずれ何かの機会の折にちゃんとしたのに替えたいな。
▲PUカバーがピカピカになった以外は外見はまったく変わらないのだ
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