12/09/09(Sun) [長年日記]
▼ アドレスV125G フロントフォーク オイル交換
最近アドレスの乗り心地が、どうもバネバネしくていまいちダンパーが効いてないように思えるので、まずはフロントフォークのオイル交換をしてみることにした。走行4万キロの6年目だし、オイルもヘタってるに違いない。
手順はこちらなどを参考にさせてもらった。
ボルトを外しマイナスドライバーを叩きこんでブラケットのスリットを広げても、インナーチューブ固定部が固着して微動だにしないので、ラスペネを吹いて滑りをよくする。特に右側フォークの固着が酷かった。なんとかスムーズに動くようになった。
ユーザーのブログなどで、うちのK6(06)モデルまではブラケットのボルトを緩めるだけでフォークが外せる・・と聞いたのだが、なんといくら引っ張っても回してもフォークが抜けない!インナーチューブと同径のはずのトップボルトがブラケット内径よりも若干大きく、そのままでは下に抜けないのだ。なんだよ、この整備性の改悪は!(怒)フォークの抜け落ち防止なのかね?しかしブラケットのボルトが緩むとは考えられないがなぁ。もしかしてK7以降と同様ステムを外さなければならないのか・・
愕然としながらインナーチューブをクルクル回したり引っ張ったりしているうちに、なんだか遊びが大きくなってきた。?と思ったら、トップボルトにはほとんど締めるトルクが掛けられておらず、フォークを左に回転させているうちに自然に外れてきたのだった。よし、この方法で外そう。
トップボルトはアンダーカウルと干渉して取り出せないので、そのままブラケットに残した。
フォークのオイルを交換。やっぱり黒く汚れていた。逆さにしてストロークさせて古いオイルを抜いた後、新しいオイルで一度フラッシング、それから規定の油面103mmに調整。初期状態からフロントの減衰が物足らなかったので、オイルをひとつ硬めのG-15にする。スプリング長は左側は規定の288mm。右側は286mmと若干詰まっていた。とりあえずそのまま使用。
元通りブラケットにつけるのがまた一苦労。スプリングの反発を押さえながら狭いアンダーカウルに手を突っ込んで、トップボルトとインナーチューブを合体させなければならないのだ。押しながら右に回す、を繰り返し、何10回目かになんとかネジが入っていった。
当初1時間程度の作業時間を見積もっていたのが、最終的に掛かった時間が3時間。疲れた・・
▼ 試乗で宮沢湖へ
予想外に作業に時間が掛かって、午後4時ようやく昼飯がてら試乗に。
丸亀でうどんを食べてR16を流す。正直乗り出し始めはそんなに違いがわからなかったが、バイパスで速度が上がるとフロントの動きがしっとりと落ち着いているのがわかった。そういや交換前はもっとブヨンブヨンとせわしなかったよ。次はリアサスだな。
どこで引き返そうか決められぬまま走っているうちに入間のR299バイパスまで来てしまった。飯能方面に折れてr30を走っていると、左手にダムの堤体らしきものが目に入ったので寄り道してみる。
堤体へと続く歩道があったので、バイクを停めて登っていくとそこは宮沢湖だった。
おー、初めて来たけどなかなかいい雰囲気の場所だよ。
釣りの定番スポットらしい。釣り人の姿がちらほら見える。
俺が来たのは裏道で、この辺は湖のほんの一角のようだ。もっとレジャー施設然とした賑わいの入口が別にある。どうやら入園料や駐車代が掛かるわけでもないみたいだから、今度来た時はそっちから入ってゆっくり見回ってみよう。
キキキキ・・とヒグラシが鳴いてる。さ、暗くなる前に帰ろうか。