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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

12/09/17(Mon) [長年日記]

御茶ノ水でギター選び その2

昨日に続いて午後から御茶ノ水へ。また同機種のギターを5本並べて1本1本丹念に音を確かめる。

お店のお薦めの1本はハイからミドル、ローまでバランスが良い。音の太さ、腰の強さが感じられる。弦高はそこそこ。

次に弾いたのは、ややドンシャリ気味でトレブルが若干耳につく感じだが、軽いタッチではじけるように響く個体。弦高も低く、これはかなり心が動いた。

そして最もビンテージ感ある胴鳴りの強い1本。4弦辺りをサムピングするとついてくるリバーブがものすごく気持ちいい。プレーン弦の出がちょっと弱いのが残念だ。

4本めは弦高がかなり高めの個体。音はこれといって普通。

最後の'68年の1本はよく枯れたトレブルと強いローミッドのドンシャリ感あるビンテージサウンド。コンプが効いた感じ。これもかなり良いのだけれど、さすがに60年代とあって値段が10違う(!)。これは候補外。

さて、実はこの日一度はお店のお薦めを持ち帰ったのだけれど、家やスタジオで弾いてみるとなんとなく物足りない感じがして仕方がない。

たしかに最初手に取って弾き始めると綺麗で良い音だと思うし、まとまりがあってものすごくパワフルに鳴っているのだが、ときめきが足りないというか、惹きこまれないというか・・そのうちなんだか飽きてきてしまうのだ。万人受けする音だとは思うが、いまいちこれという個性に欠けているようにも思える。

どうも俺が頭の中でイメージしているマホガニーの音とはズレているのかもしれない。琴線に触れる音を出す楽器は時間が経つのを忘れて弾き続けてしまうものだけれど、これは違うのかな。

1年も弾きこんでいれば音も変わってくるとも思うが・・新品のギターを買ったわけじゃないんだし、今の時点で好みの音じゃないとね・・うーん。

やはり試奏はデッドなところでやらないとよくわからない。

続く。

Tags: 音楽

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