12/10/22(Mon) [長年日記]
▼ 紅く染まる日光 〜900SSラストラン〜
車検切れ間際に連日のツーリングだ! 10月も下旬に入るとだいぶ紅葉が進んできて、見頃を迎えたところが多くなってきた。紅葉情報を参考に、日光へと向かった。
関越道から東関東道へ、伊勢崎ICから大間々までは県道を使ってR122へ出るが、家を発つ時すでに8時を回っていたので、道は混んでいた。対向2車線の旧い県道にはすり抜けするような幅もなく、渡良瀬川沿いの雰囲気の良いR122に出た後も全線イエローのため延々数珠つなぎの、快適とはいえないペースだった。空いていれば快適なワインディングロードなのだが、仕方なく移り変わる景色を味わいながらのんびりとクルージングする。
北上するにつれて、周りの緑が黄色やオレンジに変わってくる。この辺は見頃前だが、このぶんなら山の上の方はちょうど見頃だと思い、日足トンネルの手前で旧道に折れて細尾峠を目指そうと思ったところが通行止め・・・ 崩落か落石だとは思うけど、なにも理由が明記してないのはちょっと不親切に感じた。
いい感じで色づいてるのになあ。残念。
トンネルを進んで日光市内に出る。いろは坂に向かう道は、まあもちろん大混雑中。最初は素直に列に並んでいたが、らちが明きそうにないのですり抜けることにした。
いろは坂に入ってしまうといいペースで流れていたが、明智平の手前からは大渋滞。またもやすり抜けで進み、いったん左手の駐車場に入って一息入れる。山は綺麗に色づいているようだ。
ほらこの渋滞・・うわぁ(^o^;
中禅寺湖方面と華厳の滝方面のT字に突き当たったら、半月山方面に折れる。さすがに日光市内の色づきは素晴らしい。立木観音周辺の紅葉がキレイだった。
最初中禅寺湖の東岸沿いを進み、それからは山を巻いて高度をぐんぐん上げていく。そこかしこで見事な紅葉が目を楽しませてくれる。右手には中禅寺湖、男体山の絶景。
とりあえず最奥の半月山駐車場まで行ってみた。ここまで来ると中禅寺湖とは山を挟む格好になり視界は望めないが、足尾方面の山紅葉を楽しむことが出来る。
空を覆う雲の合間からわずかに覗いた光を狙ってシャッターを押す。
南側から移って東側の眺め。カラマツの紅葉が美しい。
駐車場の一角には気持ちよさそうな広場があって、おにぎりか何か持ってきても良かったなと思った。駐車場脇から山を20分ほど登るともっと見晴らしの良い展望台があるらしいのだが、さすがにキツそうなのでやめておく(笑)
来た道を戻り、中禅寺湖展望台駐車場に移動。ここからは中禅寺湖、男体山、戦場ヶ原などの絶景を望むことが出来る。
素晴らしいいい〜・・・
湖にちょこんと突き出た小岩や空の碧の映り込みもあって、なんとなく摩周湖を連想した。実際にはあそこまで澄んだ水じゃないだろうが・・
冷たい風が少し強くなってきた。見物客もみなそそくさと車に戻っていく。俺も存分に絶景を堪能して下界に下りる。
とちぎ牛、ビーフシチューの美味しそうな看板に釣られて、昼食は湖畔のカナディアンレストランで摂ることにした。
イカしたテンガロンハットのおじさんに誘われてテーブルに着いた。ランチメニューがあるんだ、お徳でいいね・・って最低がハンバーグセットの1,500円からだよ(^o^; だがそこは迷わずビーフシチュー(2,500円)。たまには贅沢してもいいだろー?
味はまあ美味しいには美味しかったけど感激するほどじゃなかったかな。量は物足らないし(まさか平皿に盛ってあるとは思わなかった・・)、なによりスープが冷めていた。さすがにこの値段出させるなら、もうちょっと気を配って欲しい。
中禅寺湖北岸を進む。黄色に赤・・この辺りの紅葉は本当に素晴らしい。道は混んでいるがじっくりと風景を楽しむ。
滝上の駐車場にバイクを停め、竜頭の滝を見物。
はぁ・・
いやまあ本当素晴らしいとしか言いようがないね(笑)景観によけいなものが無くてすっきりしてるのもいいんだな。観光地であるけれど国立公園だもんね。
どこも混雑はしてたけどほとんど一般の観光客ばかりで、ツアーの団体とカチ合わなかったのは幸い。
戦場ヶ原のカラマツもすごくキレイ。秋の日光はどこをどこから切ってもステキ。こんだけステキなら人が集まるのも混みあうのもそりゃ仕方がないよな。数日のんびりと滞在したいなあ・・
金精峠を越えて沼田ICに向かう。用事があったのでノンストップの帰路になった。
▼ ピックアップカバーの染色
'57 Vin STに着けているKinmanのピックアップカバーをエイジド処理してみる。
なにせギターはビンテージタイプなのに、ピックアップカバーはつるつるテカテカのいかにも新品然とした真っ白なのだ。
今この状態。
エイジド処理のやり方はKinmanのサイトや他にも色々なブログで紹介されている。インスタントコーヒー大さじ2杯を熱湯に溶かして・・
中性洗剤で汚れや脂を取ってから、ピックアップカバーをドブンと漬けこむ。製品によっては熱湯では変形してしまうものもあるから注意。
3分後に取り出すと、見事アイボリーに!
これが処理前のピックアップ。
ほどよく落ち着いた色合いになった!純正のつまみ類とも良くマッチングしている。もっと濃いクリームにしたい場合は、漬けこむ時間を増やしたり、コーヒーを濃くすればよい。
弦の真下に位置するよう、ネック、ミドル、ブリッジでポールピースの位置がずらしてあるのに今さらながら気づいた(カバーの端からポールピースまでの間隔が全部違ってるのがわかるでしょ?)。
Kinmanやるなぁ。
ちなみに本体の方はこんな感じになっている。ガラス基盤、スタックのコイルにはメタルのシールド、と入念なノイズ対策がなされている。
初めまして。エイジド処理方法、とても分かりやすかったです。<br>ところでkinmanのロゴが入ったピックアップカバー、どちらで購入されましたでしょうか。<br>唯一見つけたPACIFIX SOUND FACTORY OASISさんというお店は在庫切れ状態が長く続いており、八方ふさがりの状態で…<br>差し支えなければ購入されたショップを教えて頂けると幸いです。
tazzさんはじめまして。<br>自分は翻訳と辞書首っぴきで公式サイトから直接通販で買いました。<br>もちろんカバーも売っています。<br>郵便送料を入れても3千円程度じゃないでしょうか。チャレンジしてみてください。<br>http://www.kinman.com/guitar-pickups/cover/
katoさん、どうもです☆<br>直接通販ですか、ハードル高いなぁ…<br>勇気がでたらチャレンジしてみます。<br>ありがとうございました♪
tazzさん、kinmanの通販はステップごとにタイプを選択して進んでいけばいいので案外ラクです。<br>成功を祈ります。