16/04/11(Mon) [長年日記]
▼ リアブレーキ不調 桜見ツーリング撃沈…
毎年この時期は、神流湖沿いの国道を鬼石から上野村に抜けて、楢原中正寺の枝垂れ桜を見に行くのが習慣になっている。
朝6時、レザーに電熱を着込んで出発。予報なら晴れのはずなのだけれど、朝から重い雲が垂れ込めている。午後に掛けて強い北風が入り込んでくるそうだ。
しょっぱないきなり電熱が効かず高速道路で少し肌寒い思いをした。下道に下りて給油ついでに点検。
断線だとやっかいだが、おそらく何度かあった赤黒のプラグ部の接触不良だと思う。挿す向きを少し変えると問題なく通電したので車体側(黒)のセンターピンを広げれば直るハズ。
気を取り直して秩父方面に向かうが、ライディングはまったくしっくりこない。チョイ乗りすらせず大きくブランクが空いてしまったのと、運動不足とメタボで体が重くなってしまったのだろう。すべてにおいてギクシャクしてしまう。
花園ICからR140、円良田湖に折れて閑静な県道を抜ける。路肩にリアブレーキを踏み停止しようとしたら、タッチがまったくのスカスカ。最近時々スポンジーになることがあったので何度かポンピングしてみたが、今回はさっぱり復活しない…
リザーブタンクを見るとフルードが空…!これは異常。パッドは最近換えたばかり。ブレーキラインを指で辿ってみるが漏れた痕はない。となるとキャリパーのシールか。なんてこった。
リアブレーキはヘアピン以外ではほとんど使わないので、神流湖の快走路ならばあまり問題もないだろうと一度は先に進んだが、強烈に吹きつける凍えるような北風と進行方向に真っ黒い雲が掛かっているのを見て断念。今日はおとなしく引き返すことにした。ネガティブなことが二つ以上重なった時は無理しないと、なんとなく決めている。
それでもせめて少しはツーリング気分を味わいたいと、帰り道はr294で寄居から東秩父に抜けた。早く直さないとなー。