20/05/22(Fri) [長年日記]
▼ 比企散策とやま小屋ラーメン
今ひとつすっきりしない天気が続いていたが、今日は降水確率が低めなので気晴らしに滑川までお昼を食べに行こう
まるで秋口のような肌寒さなので冬用の上下を着込んで出た 今年はいろいろオカシイね
ここしばらくコロナの自粛で、食事がてら県内の近隣しか走れてない 一応お気に入りの田舎道や抜け道みたいのはあるけれど、かといって同じ道ばかりではやっぱり飽きてしまうので逆にいい機会と考えてなるべく今までに通ったことのない道を選んで走っている今日このごろ
幸い比企(東松山や滑川辺り)にはそういう穴場ルートが数多くて、再開発されていない旧い街道の路傍や辻にはしばしば庚申塚や馬頭観音などの石彫が見られ、そういうのがひょっこり現れるのを発見するのも旧街道探索の楽しみのひとつでもある
聖徳太子尊、八雲神社、石仏など非常に数の多いこの辻は交通の要衝だったのだろうか
ぼたん園を過ぎたところに見猿、聞か猿、言わ猿の庚申塚
水管橋もちょっとしたお訪ねスポット 大型車にでもぶつけられたのか、赤錆の浮いた「止まれ」の古い標識は傾いでしまっている
そして目的地に到着 古民家 やま小屋らーめん
このノボリの前は何度か通ったが、今日までお店の全貌はつかんでいなかった
路地からさらに丘を上っていくと現れたのは…! これは古民家…なのか? 俺の古民家のイメージとは違うw
予想に反して駐車場には非常に多くの車が停まっていてまたびっくり この辺りではかなりの人気店らしい 期待できそう
壁の手書きのメニューはなかなか豊富 せっかく昼時に来たのでAランチのセットを頼んだ 元気がよく気持ち良い接客
田舎によくあるパターンで夜は居酒屋形態の営業になるようだ
ラーメン+餃子3ヶ+小ライスで850円 お通しにキュウリの漬物も出た 味は普通の魚介ダシの醤油ラーメン
釜炊きのごはんが美味しかった 今度は定食をガッツリ食べてみたいな
食後は関越道に掛かる小さな高架橋をいくつか調査して帰ろうと思う
行き止まりの小さな新興住宅地にだけつながっている橋が興味深かった バブルの頃に森林を開発して売り出されたのだろうか
ここは越畑城跡 高速道路が寸断してしまった一角にまだ古い城跡が残っている
歩行者専用の高架橋で城跡に渡る
しっかりした道筋と思ったのだが、社のあるこの丘は二の郭らしい 本郭への道は荒れていて藪をかきわけて行く気にはならなかった
いつもの森林公園の笹屋商店でドリンク休憩
ここもかつては街道だったのだろう 淡洲神社、大黒天や庚申塚が残っている
県道に並行した道を走っていると路傍に巨大な馬頭観音の石版がポツンと立っていた
この素朴な風景がいつまで残っているのだろうか