22/02/04(Fri) [長年日記]
▼ 電熱用にDC/DCコンバータ
最近アドレスで電熱を使っていると制動時にエンストが多発する 電熱に電流が流れるタイミングに連動してエンジンの回転も落ちるような状態だ
電圧を測ってみると、概ね出力を1/3以上に上げるとアクセルを開けようがどうしようが明らかに発電が追いついておらず徐々に下がっていく 電熱のパワー制御はPWMだから瞬間的とはいえ7A近い電流を持ち出すわけで、やはり半波整流のアドレスに95Wの電熱は荷が重いのだ 電圧降下でイグニッションコイルのスパークも弱々になってしまうのだろう
経年で電装系も徐々に劣化しているだろうし、なによりスロットルボディ周りには一度も手を付けていないのでだいぶ汚れが溜まってそう それらが加わって今まではさほど問題が出ていなかったのがここのところ顕在化したのかも
そこでDC/DCコンバータを挟んで電力消費を下げてみるのを考えた 例によって安価な大陸製(送料込みで530円…)を買ってテスト 電熱のハーネスのバッテリー端子近くを分割し、コンバータを割り込ます スプライス端子をいっぱい買っておいて良かった コンバータは小型なのでフロアのバッテリーの部分にうまく収められた
7.5Vの3A(22.5W)とこれまでの1/4の電力に抑えられるのでかなりバッテリーには優しくなるだろう そのぶん電熱の出力は上げめにしないと暖かくならなそうだが ちなみに降車時用の7.4Vモバイルバッテリーでは全開にすれば充分以上に暖かかった
通勤路でいざ実走行 出力全開にしても最初の温まりは遅い しかし一旦温まりさえすれば、暑いまではいかないまでも通常使用には耐えられそうな感じだ
一番の朗報はエンジンの調子が通常とまったく変化なかったこと 全開使用時でもスロットルを開ければバッテリーはしっかり充電されている状態だった これは万事解決じゃないか?😄