03/12/29(Mon) [長年日記]
▼ 鬼怒川旅行 その1
今日から明日に掛けて、社内旅行で鬼怒川温泉に行く。2月まではバイクで出かけられないので、温泉に浸かるのも楽しみだ。
初日の今日は宿に行く前に東照宮を参拝する。
オーナー一家とスタッフの総勢10名は春日部から特急に乗り、東武日光駅で下車。
まずは駅前の食堂で腹ごしらえをする。
東照宮へは駅からバスも出ているが、徒歩で行こうということになった。
日陰など、ところどころに雪の名残がある。
冬の日光だけに寒さを覚悟していたのだが、ぽかぽかの陽気で、厚着で歩いていると汗ばむくらいだ。
ほどなく東照宮に到着。
中学の修学旅行と、数十年前に一度訪れたことがあるが、正直あまり記憶に残っていない。
“みざる・きかざる・いわざる”の三猿や眠り猫など、知名度のわりに意外に小さいのに驚く。
それ以外にも見事な装飾は多い。
すべてをつぶさに見ていたら、あっという間に時間が経ってしまうだろう。
鳴き竜では寺社の人が拍子木を打って実演してくれた。
修学旅行の時は自分で拍手(かしわで)を打った記憶がある。
その時は何がなんだかさっぱりわからなかったが、今回は共鳴する様子がよく感じ取れた。
昔の人はよく造ったものだ。
ちょっと余談。
お腹が冷えたので、受付の巫女さんに聞いてトイレを借りた。
建物の中の階段を下りると、地下は静寂な空間だった。
トイレの中には照明が無く、窓から射し込む明かりだけ。
さらに個室の扉を閉めると暗闇に近い。
まるで「学校の怪談」の旧校舎である。
そんな中で用を足すのはあまり気分のいいものではない。
俺は霊感など一切ないからまだいいようなものの、子供だったらトラウマになりそうな場所であった。
再び東武日光駅から電車に乗り鬼怒川温泉へ。
今日の宿に着くとさっそく温泉に浸かる。
ここには大浴場と露天風呂があるが、さすがに大きなホテルだけあって人でいっぱいである。
まずは大浴場へ。
・・ただの真水のような感じだが?
人波が引いたのを見計らって露天風呂へ行く。
こっちは間違いなく温泉だが・・かなり強い消毒の塩素臭(泣)。
やはり大観光地の宿に良質な湯を求めるのはムリなのだろうか。
夕食後は歓談と麻雀。
3つの部屋の冷蔵庫のビールはすべて飲み尽くされ、さらに10本を追加する(空けたのはほとんどS氏一人である)。
テーブルの上には空瓶の群れが林立していた・・
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