04/03/29(Mon) [長年日記]
▼ Fフォーク、Fブレーキパッド交換、その他
今日も天気が良い。
午前11時、昨日中断したFフォークの交換作業を始めた。
フロントをジャッキアップ。
買ってきた14mmのアレンキー(デカい・・)でアクスルを抜き、Fタイヤを外す。
クランプを緩め、フォークを抜き去る。
新しいフォークを取り付け、組み上げる。
と、ここでアクシデント!
クラッチマスターとリザーブタンクをつなぐチューブが破けてフルードが漏れ出した!
このチューブ、装着の時なぜか非常に薄いものを付けてしまったようで、前から気にはなっていたのだが、案の定破れてしまった。
予備の頑丈なチューブと取り替える。
ついでにスラッジのたまったタンクをきれいに洗い、真っ黒のフルードを交換した。
加えてブレーキ側のタンクステーが一部疲労破断しているのを発見。
これも交換しなければ・・
続いてFブレーキのパッド交換を行う。
まずキャリパーの汚れをきれいに洗い流し、次にピストンの揉み出しをする。
幸いピストン周りの汚れはさほどでもなく、グリスを塗ったピストンは動きがとてもスムーズになった。
パッドピンのサビを耐水ペーパーで取り去り、グリスアップ。
パッドはずっとフェロードを使っていたが、今回はProjectμのハイパーカーボンパッド改を試してみることにした。
面取り処理をしたパッドを装着し、フルードを交換して終了である。
所要時間は4時間・・
▼ タイヤ交換
タイヤもいよいよグルーブが無くなってしまったので、急ぎ交換に行く。
毎度御用達のテクニタップへ向かう。
さて、思えばFフォーク交換後の初乗りである。
まずは減衰を最弱にしてスタート。
ちょっとふわつくが、フォークがよく動いているのを感じる。
今までのフォークは、減衰が効き過ぎだったと実感。
やはり調整できるということはスバラシイ。
一方、慣らしていくうちにFブレーキが異常に効くことに気づいた。
パッドのせいか、キャリパーのグリスアップのせいか、それともその両方か、ともかくものすごい食いつき。
ワインディングを走るのが楽しみだ。
夕方の川越街道の渋滞を抜け、店に到着すると、タイヤ交換は1時間待ち。
その間に遅い昼食(かなり)を済ませ、店に戻るとすでに交換作業が始まっていた。
今回選んだのは、結局PILOT SPORTS。
Fフォークのセッティング出しもあることだし、一番安心できるタイヤにした感じである。
とっぷりと日の暮れた帰り道も渋滞だった。
(47,000km)
▼ あちこち整備
タイヤ交換から帰宅。
クラッチレバーのフィーリングがザラついて悪かったので、ブレーキ側とともにグリスアップする。
レバーを外してみると摺動部がやはり汚れている。
グリスアップしたレバーは見違えた動き。
ブレーキマスターのリザーブタンクステーを交換。
市販の専用ステーは\2,000〜\4,000以上などと法外に高いので、俺はNISSINのL字ステーをZ字状に曲げて流用している。
こちらは\800。
昨夜帰ってきてから、サイドスタンドをかけるとやたら斜めってしまう。
いつものように自作ステーが緩んだ様子。
余分なチェーンオイルが流れてきて緩んだようだ。
汚れを取ってステーを締め直す。
だいぶ磨耗してきたので、また新たに作らなければならなくなりそう。
面倒だ・・
夜11時、長い整備の一日が終わった。