▼ 新座 ぜんや

仕事前に湯楽の里所沢に寄り、温泉でさっぱりした。

掛け流しの湯船が今日はちょっと熱すぎて浸かれなかった。

湯温を一定に管理するのって難しいのだろうか。

他の湯船は循環だが、お隣の掛け流しのお湯がそのまま流れ込んで来るので、さほど質の差は感じられない。

それはともあれ、雑木林の中で浸かるにごり湯は気持ち良いな。

家から所沢にかけては、まだあちこちに雑木林や古い寺院などが残っている。

今度ぶらっと巡ってみるのもいいかもしれない。

その後クラッチホルダーを買いにストレートに行ったが、今日はあいにくの定休日で無駄足。

休みのことなんてまったく頭に無かったｗ

ということで時間が余ったので、散歩がてら新座のぜんやに行ってみることにする。

行列が出来る塩ラーメンでこの辺では有名な店である。

以前朝霞に住んでいた、食にうるさい友人もこの店は誉めていたので、普段は有名店をあまり信用しない俺もちょっと期待を持つ。

街道沿いにある店の前には、やはりすでに10人ほどの人が順番を待っていた。

このごろ日向はだいぶ暖かくなってきたとはいえ、今日はときおり強い寒風が吹くので、待ち人たちはみな身を小さくしている。

バイクの俺は、それなりの防寒の格好をしているのでまだ良い方だろう。

40分ほど待って順番が来たので店内に入ると、カウンターがわずか8席の超小規模店だった。

しかも店のスタッフはご主人と奥さんの２人だけのようである。

表で待っている間に奥さんが注文を取りに来て、その直後に「スープ切れのため営業終了」の看板が立てられた。

アブネー(；ﾟДﾟ)・・

カウンターに座って数分、ラーメンが出てきた。

なんとなくタンメンのようなものを想像していたが、見た目はごく普通のラーメンだった。

黄金色に濁ったスープをすすると、濃厚で深いコクがある。

麺はやや太めで、ゆるやかにくねっているのはスープが絡みやすくしているのだろう。

２枚のチャーシューも適度な柔らかさでプリプリとして俺にも食べやすい。

これは美味しいかも！(^^)

一杯650円も蕎麦に較べればぜんぜんコストパフォーマンス高いし。

並ぶのは嫌いだけど、また食べに来たくなったな。

▼ ポリゴンの街並

ということで久しぶりにバイクで散歩したわけだが・・

裏道や並木道を走っている時、ふと気づくと樹木や建物がポリゴンに、土手がテクスチャに見えていた。

おぉ〜ゲームの景色にそっくり！・・ってゲームが本物にそっくりなわけだよｗｗ

これはちょっとヤバいかもしれませんよ(^-^;

たしかに冬は光線の具合で、風景がよく写真ぽく見えたりはするけれども、まるきりCGに見えてしまうのは自分でもどうかと思う。

休み丸２日ゲームしていたせいで、こんなことになったのだろうか。

よく、殴ったり撃ったりする暴力的なゲームは教育上よろしくない、とやり玉に挙げられることがあるが、なるほど、これなら度が過ぎると中にはゲームと現実を混同してしまう人がいてもおかしくないな・・と思わずにはいられなかった。

そしてなんだか妙にバイクに乗れている。

これから走るべきラインがはっきりと目の前に現れたり、アクセルワークがやけにていねいだったりして、走りがとてもスムーズである。

TTにこんな副作用があるとはｗ

いっそのこと教習所のシミュレーターも、前時代カクカクポリゴンのホンダ製なんかやめて、TTを使ったらすごく教習効果が上がるんじゃないだろうか。