06/02/14(Tue) [長年日記]
▼ 奥秩父氷柱ツーリング
やっと暖かくなるらしい。
昨日の朝方はえらい冷えこみだったので凍結の恐れが強かったが、さすがに今日は大丈夫だろう。
奥秩父は大滝方面に向かった。
午前10時を回ったR299はドンガメの行列状態で、吾野の旧道でひと集団はパスしたものの、またすぐ次の行列にぶち当たってしまった。
そこで正丸トンネルの手前で折れて峠に向かってみると・・塩カル地獄。
凍結こそ無いものの、塩カルの粒がバシャ、バシャ、と数mおきに撒かれていて、その上に乗ってしまうと、ちょっとアクセルを開けたらたちまちズルッとくる。
そんな調子なのであまりバンクもさせられない。
どうにか峠に着いたが、抜けようと思った名栗側には道路一面に無情の氷雪が。Σ(゜Д゜‖)ガーン
R299に引き返し、おとなしく車列の後に着いた。
秩父市街に出たので、昼食を取ることにした。
食べたことのない店にしようと思い、R140沿いの田中屋に入った。
せいろと田舎の二色せいろを注文。
初めての店の場合、合い盛りは一度で2種類の蕎麦の味を見られるので非常に助かります。
つゆは辛口で俺の好み。
しかし蕎麦はかなり細めで物足りない。香りは良いのだが・・
おまけに今日たまたまだったのかもしれないけど、ちょっと伸びている?
噛み切ると歯応えはあるので、決して腰が弱いわけではないはず。
禁煙でもないし、たぶんここにはもう来ないだろうな・・
蕎麦湯はサラサラのアツアツ。
さて今日の目的地、三十槌の氷柱に向かおう。
R140をズンズン奥につき進み、道の駅大滝の先、宮平交差点(●)を秩父湖方面に折れると・・
またもや塩カル地獄!!
帰ったら即洗車だ・・
しかし300mほど行くと、看板が現れた。
駐車料金を払うのが嫌なのでw、ちょっと先の道路脇の駐車スペースにバイクを停めて戻った。
砂利道を河原に下りていく。
姿を現した氷柱、凍ってる凍ってる。
ん?ロープが張ってあって一番下の河原まで下りられないぞ。
前は下りられたはずなんだけど・・
遠巻きに眺める感じで、イマイチ凄いという実感が湧かない。
なんだかちょっと肩すかし食ったような。
きっと、もっと近づいて見られれば感動もあったと思うんだけど、なんか残念だなぁ・・
オートキャンプ場も作ってるようだし、観光スポットにしたいみたいね。
この駐車場が出来るまでは、20分ほど延々歩かなきゃならなかったらしいから、ありがたいと言えばありがたいのかもしれないけど、でも自動車500円はちょっと高いカナ?
ともあれ目的は達したので、次なる目標はやっぱり温泉。
吉田のバイエル星音(せいね)の湯をめざそう。
R140から県道37号に折れる。
「←吉田」の標識を見た気がして分岐を左折すると、雰囲気の良い渓谷沿いの細い道になった。
そこそこ路面も良く、人気が無いからわりあい飛ばせる。
この手の林間コースは大好き。
TTならニュルブルクリンクのような感じ?
キャンプ場を2つほどと砕石所をパスしてさらに進んで行くうちに、道が違うのでは・・と不安になってきた。
ところが行けども行けども、道は何ごとも無いように続いている。
地図を持ってこなかったのでルートの確認も出来ない、携帯も圏外。
そして・・
またかよ!たのむよ!ホント!!ヽ(`Д´)ノ
結局、後で調べるとこの道は県道367号(●)、先は行き止まりなのだった・・orz
うろ覚えで吉田に向かっていたら合角ダム(●)に着いた。
暑いくらいの陽射しである。
そのうえさっきのピストン林道の往復ですっかり汗をかいてしまった。
早く温泉に浸かりたい。
Yahoo地図でバイエルの場所を確認しようと思ったらまた圏外('A`)
下界に戻る。
龍勢会館(●)で休憩、携帯もつながったので場所を確認。
ドカも朝一ではかなりエンジンの回りが重かったが、ガンガンに走りまくったのでもうすっかり軽やかだ。
やっとバイエル(●)に到着。
広い敷地である。
どことなく地域に不釣合いなオシャレな外観のホテル兼結婚式場のフロントで受付けをして、湯に向かう。
館内もとにかくひたすーらオシャレで、カップル向けリゾートを演出しているようだ。
湯船は内湯、温度の違う露天を合わせて3つ。
加温循環だが、抜群のぬるすべ感が素晴らしい。
くわえて木のぬくもりが非常に好印象。
管理が行き届いており、とにかく雰囲気が良い。
消毒臭も必要最低限に押さえられていて、何時間でも浸かっていられそうな良いお湯だった。お薦め。(^^)
そろそろ小腹が空いたので、わへいそばに寄って蕎麦の実と対決してきた。
美味しい蕎麦は他にもあるが、ここみたいな個性的な蕎麦だとたまに突然食べたくなってしまうのだ。
最後に道の駅ちちぶで、秩父の鳥瞰絵地図と秩父事件のコミカライズを買ってきた。
って、なんで秩父事件・・?
水木しげるとかつげ義春っぽいw