06/04/09(Sun) [長年日記]
▼ 枝垂れ桜 周遊ツー
枝垂れ桜を見に行かないか?とポッと掲示板に書いたところ、予想に反して2、3反応があったので、今日は朝から枝垂れ桜巡りツーリングとなった。
交安週間の休日なので早朝の隠密行動である。
15分ほど遅刻して集合場所のコンビニに到着するが、バイクはいない。
スレの書きこみを確認したいが、携帯を家に忘れてきてしまった。
缶コーヒーを飲みながら10分ほど待つが誰も来る気配が無いので出発。
まーこの寒さじゃ出無精になっても仕方ないか(^^)
(帰宅後確認すると、どうも参加表明は釣りだった模様)
R299を北上、朝6時の山道じゃ仕方ないとはいえ、とにかく寒い。
革ジャン+ウィンドブレーカー+サーマラップ+ジオラインの厚着仕様でもどこやら体が冷えてくる。
ウィンターJACで来るべきだったかもしれない。
まぁもっと日が高くなれば暖かくなるだろう。
こんな時間でもそこそこ交通量はあって、ペースは上がらない。
荒川の清雲寺に到着。
うわお。やはりすでにアマチュアカメラマンでぎっしり。
日が薄雲に隠れているので、一様にシャッターチャンスを待っている。
たしかに薄曇りの光線ではイマイチ映えないなー。
俺も日の出待ちしてもいいんだけど、ここはあんまりのんびりくつろげる雰囲気じゃないんだよな。
境内のどこへ逃げてもカメラが取り囲んでいて、なんとなく気疲れしてしまう。
墓地の上にまで陣取って構図を狙っている人たちもいるし。
すごいカメラマン根性だ・・
ということで太陽の出を待たず出発。
R140は延々とイエロー(のセンターライン)が続く。
おとなしく車列の後を続き、雁坂トンネルを越える。
三富に出たら、冷気がいっそうキツくなったような・・
えっ!気温3度だってよ。
カンベンして!><
フルーツラインに折れると富士山の姿が目に大きく飛びこんできた。
綺麗に雪をかぶって真っ白だ。
そうか、まだ春先なんだな。
塩山の慈雲寺に到着。
すでに駐車場は車で一杯だ。
湘南ナンバーの車までいた。
だんだんと全国にここのイトザクラが知られてきたのかもしれない。
来ました、イトザクラ。
お見事。(*^o^*)
ここでも境内や周りの畑のあちこちからカメラマンがシャッターを切っていた。
桜の真下にはベンチがあって、ゆったりと花を見上げながら人心地つくことが出来る。
カメラのベストポジションからは植えこみが死角になるのでどちらが邪魔になることもない。
こういう些細なことがここを俺が好きな理由かもしれない。
■■
柳沢峠から奥多摩に抜ける。
朝から何も食べてないので腹が減って死にそうだ。
峠の茶屋はたしか早い時間から開いていたと思ったのだが、あいにくまだ閉まっていた。
ふもとまで下りるしかないか。
ここでも富士山の姿がキレイ。
奥多摩川は渇水気味。
梅雨の季節までこんな状態なんだろうか。
この頃とはえらい違いだ。
今日はプロテクション無しの革ジャン+ジーンズのせいか、ビビリミッターがかかり過ぎて走りがギクシャクしている。
やっぱり装備は大事だね。
特にドカは、弱気になって操作にメリハリが無くなると、よけい曲がらなくなって危ないから・・
R411ではセンターをはみ出してくる車やバイクがとにかく多かった。
中には思い切り体を硬直させて対向車線に突っ込んで来て、危うく正面衝突しそうになった奴もいたし・・
まったく、止まれないのなら飛ばすな!!(^ω^#)ビキビキ
軍畑から飯能に抜ける峠道で事故現場に遭遇。
体を打ったらしいマスツーリングのライダーが道路に横たえられていた。
交通整理をしていた仲間の一人に、救急車は呼んだか聞くとすでに手配済みだという。
にしてもなんであんなところで・・
レースはトップを走らなきゃ負けだけど、ツーリングは事故ったら負け。
もらい事故ってのもあるから、十二分にマージンを取って走りましょう。
▼ 寿限無
いやー腹ペコ腹ペコ。
ちょうど帰り道だったので、久しぶりに寿限無に寄った。
山形の寒晒(かんざらし)蕎麦を奨められ注文。
アレルギー性鼻炎の後遺症か、甘いと言われて糖の強い甘味を思い浮かべてしまったためか、最初それだけで微妙な味わいを感じ取ることは出来なかった。
普通のせいろを頼んで比べてみたところ、たしかにシャキッとしたせいろに比べてまろやかな風味があるようだ。
サービスの蕎麦プリンのデザートもとても美味しかった。
蕎麦の印象が以前と違った感じがしたのだが、切り方が以前よりも細くなったようである。
そのためかわからないが、蕎麦のシコシコ感も若干弱まった気ががする。
ご主人がここをたまに見ているらしいのでヒジョーに書きづらいんだけど(^-^;、個人的には以前の太さの方が食べ応えがあって好きかな・・