12/04/24(Tue) [長年日記]
▼ 神流湖周遊ツーリング
昨日の雨が上がって爽やかな青空が広がる。予報では初夏の陽気だ。長く寒い春の日が続いていたけれど、ようやくという感じ。ジャケット、グローブを防寒装備から通常仕様にチェンジして、神流湖に向けて出発。
関越道本庄児玉ICからR462を西へ。r44に折れてトコトコと川沿いの素朴な道を行く。タイミングが合えば見事な桜並木が見られるのだけれど・・今回はちょーっと来るのが遅かったね。葉桜を横目に見つつ先に進む。
小さな峠を越え、県境をまたぎ、R462に出る。神流湖を見下ろす快適なワインディング。ここもまた沿道の桜を楽しめる道なのだが、ほとんど散ってしまっていた。うーん、残念。とはいえ山の奥に向かっているのだから、きっとそのうち花の残っている木にも出会えるだろう。
神流町の役場前には今年も鯉のぼりの群れが元気に泳いでいた。この辺りでは桜と鯉のぼりの季節はほぼ同時なんだろうね〜。ゆっくりくつろいで見られるベンチか休憩スペースみたいなところがあればいいのになとちょっと思ったり(奥の川岸の方に出店があるらしい?)。
昼食はその万場集落のまるい食堂で天ざる(850円)。相変わらず美味しい田舎蕎麦だ。盛りだくさんのペシャった天ぷらは、まあご愛敬かw
R299と合流してさらに山深くへ進むと、季節は巻き戻り、まさしく満開の桜に出会った。グッと気分も高揚するわけで、ヘルメットの中で大声で歌を口ずさみながら桜ワインディングを堪能する。
上野村は楢原の中正寺を訪ねた。散り始めではあったが、1年越しの枝垂れ桜を見ることが出来た。また見に来られて良かったよ。本当これ以上この綺麗な景色を汚さないでくれよな・・
喉が渇いたので、缶コーヒーを飲みながら上野小の満開の桜の下で小休止。ソメイヨシノは本当に可愛いなあ。心がほわーっとしてくるよ。たぶんペットやぬいぐるみに頬ずりしたくなるのと同じ気持ち。
国道の分岐で志賀坂峠に向かう。春先の路面の砂を警戒したけれど、あっけないくらい綺麗で走りやすかった。峠を下りた先の河原沢集落辺りの桜も満開で、古びた民家と相まっていい風情だったよ。7月のアジサイも楽しみだね。
秩父市街を抜けて、桜が舞い散る定峰峠を快走。このところほぼ毎週乗ってるからか、気負わず抑えて走ってるせいか、なんか今日はライディングの調子がいいんだ。不安なくバイクを倒せる感じ。楽しー。
人気の無い夕暮れの堂平山頂でしばし疲れが溜まった体を伸ばす。今日は下界はぼやけてしまっていてあまり良く見えない。
すっかり日も傾いて・・っておやぁ!?西から怪しげな雲がどんどん広がってきてるよ。もしかして降るのかなぁ・・?なんか冷えてきたし、そろそろ撤収した方がいいか。
帰り道、お気に入りの不動茶屋の桜にも一応立ち寄って挨拶。出来ればのんびりしたいけど、空模様が不安なので先を急ごう。
黒山林道から下りて、うっかり帰宅ラッシュのr30に出てしまったものだから、車がなかなか進まない。前方にはビカビカ光る雷雲。今日はカッパを持ってきてないんだよ、ピンチ!
とうとうポツポツと降り出してきてしまった!
ただ、ネットで雨雲の情報を見ると、進行方向にある雨雲を自分が後追いしてるような状況だったので、コンビニの軒下で雨をやり過ごすことにした。少し待てば雲は東に抜けるだろう。
いや、最後まで盛りだくさんのツーリングになったなーw