14/10/27(Mon) [長年日記]
▼ 奥秩父の紅葉
先週も店が忙しく、この休みはすっかり家でダラケていたい気分ではあったが、せっかく天気もいいし紅葉も進んでいるしということで覇気を高めてドカを駆り出す。
花園ICで高速の出口ゲートが開かなかった。車載器は動作中だがETCカードの読み取り応答が無い。係員のおじさんが調べてくれたところによるとチップの磁気不良みたい。このカードはもう使えないので、再発行してもらわなければならない。
R140から円良田湖へ折れ、r44にショートカット。神流川に出てR462を進む。ちらほらと名物の冬桜が咲き始めているようだ。
ということで下久保ダムの堤体道路を渡り、
城峯公園に寄ってみた。
園内は色づいた木々でカラフル。
麓でもちらほら、という感じだったので高台ではまだまだじゃないかな?と思っていたら結構咲いている。
ここの冬桜は十月桜を改良した八重桜で、近くにある群馬県の桜山公園とは違う品種なのを初めて知った。あちらの方はもっと慎ましやかな感じ。
快晴の濃いブルーをバックにピンク色の花びらが華麗に映えている。
薄紅のふさふさした花弁が可愛い。
展望デッキからは城峯山方面の風景、頂の展望台からは神流湖が望める。散策中はロンTの袖をまくるくらいの陽気だった。
園内に駐車場があるのはもちろんだが、公園から結構な間山道の車線半分にテープで駐車スペースが確保されていたのにビックリ。ライトアップもやってるっていうし、休日はそんなにまで行楽客が来るのかな。
バイクを降りると陽射しが暖かいが気温自体はまだ低いので、一旦走り始めると革ジャケのみではやはり若干肌寒い。
さて、山々の色づきを楽しみながらR462を快調に西へ。R299との三叉路でしばし悩む。このまま相木・長野方面に出るか、それとも折れて奥秩父に向かうか…
先のETCの不良を考慮し、帰路の高速を避けて奥秩父に進路を取った。まあ平日に割引の恩恵はほとんど無くなったからあまり関係ないのだけれど。
この辺の紅葉も見頃になっている。こういう景色を見ると、やっぱり家でゴロゴロしていなくて良かったと実感出来るw
県境のトンネルを抜けてすぐ金山志賀坂林道に右折。
人気の少ない山道。
相変わらず路面状態はあまり良くないが、深い山紅葉を存分に楽しめた。
峠の少し手前にはモミジの並木があって今が最高潮だ。
緑のままのスギとの対比が鮮やか。
八丁峠からの眺め。
トンネルの脇に注意看板が出ていた。平日は通行止めになる時間帯があるので通過の際には注意が必要だ。幸い開放時間になる直前だったのでそのまま先へ進む。去年の豪雪の影響か日窒の廃屋は一部崩壊していた。
中津川渓谷を通過。色づきはまだこれから。
R140に出て右折、雁坂方面へ。
豆焼橋の紅葉。
そして豆焼橋から雁坂大橋方向を望む。最初曇空でくすんでいた色調が、
太陽が顔を出すとパッと鮮やかに色づく。
タテ位置も。数分ごとに太陽が雲間に隠れたり出たりする度に木々が照らされてなんとも美しいショーだ。
あの橋を渡ると雁坂トンネル経由で山梨県だが、今日はここで引き返し。
ちょうどお昼時だったので、山麓亭 雁坂峠茶屋で食事。ちょっと先のこじんまりとした店舗から場所を移してリニューアルしたようだ。
山間らしく木をふんだんに使っており、落ち着きのある店内。
無垢材の贅沢なテーブル。
とろろめし(1,100円)。とろろが濃厚!品数が多いのも嬉しい。ご飯が麦めしだとなお良いのにな〜。本店が三峰神社の境内にあるらしい。あまり商売熱心ではなさそうなのもなるほどという感想。
国道の車列を裏道でかわしてミューズパークに立ち寄った。
イチョウの紅葉はだいぶ進んでいて、平日とはいえ行楽に来ている人も多かった。
ベンチで寝転んでいると、少し強めの風が吹く度に回りのカツラなどの立木からバサバサと一気に葉が落ちる様子が印象的だった。
空気がひんやりとして少し雲行きが怪しくなってきたので、定峰峠、白石峠から急ぎ帰途に着く。結局降られることはなかったが、オレンジ色の夕日が差す平野部から山を見るとまだ怪しい色をしていた。
今日はたいした距離走ってないのにそこそこ疲れたな。体があちこち痛いよ。
▼ プラグ交換
プラグの点検をしたところ、リアバンク側にカーボンの付着が多かった。家にDCPR7Eがあったので前後ともに交換。夏場フロントは8番の方がいいかも。