15/04/29(Wed) [長年日記]
▼ ユガテと富士見茶屋
早朝目が覚めてしまい、朝食を食べに出た後、水上公園のベンチでゴロゴロしているとあっという間に9時過ぎ。休日だけに公園には朝早くから人の姿が多い。
午後からは仕事があるけれども、周りの休日の雰囲気と吹いてくる風が涼しくやたら気持ち良いので、山道を軽く流したくなった。前から一度訪ねてみたかったユガテまで行ってみることにする。ちょうど手頃な距離だろう。突発なのでデジカメは無いし、服も普段着。靴に至っては裸足という有様。さすがに途中で靴下を買って行った。
いつもの埼玉農大から北平沢、埼玉GCを抜けていくルートで宿谷線に入り、権現堂線を快調に進む。今日はハイカーやランナー、自転車の人も大勢いる。楽ちんなバイクで走っていると、なんだか申し訳ない気分にもなってくるw
ユガテへの分岐に差しかかった。車では行けないと聞いていたので少しくらい歩く覚悟ではいたが、とりあえず林道を進んでいったところあっさりと現地に出てしまった。
林の中のちょっとした土地に人がひっそり暮らしているという。ハイカーのためにトイレと休憩スペースが用意されている。
満足してユガテを去り、再びGLへ。
顔振峠の富士見茶屋で久しぶりに蕎麦を食べていこう。ここいつも夕方くらいに通るため、なかなか機会がなかった。店に着くとあいにくまだ開店前で、30分ほど時間を潰さねばならない。高山不動から一旦麓に下りて、また顔振峠に一周して来よう。
と、せっかくなので何年ぶりかで高山不動をお詣りしていくことにした。ツララのような異形の幹だか根だかを持った大イチョウと久しぶりの対面。
イチョウと同段に出ると、境内まではさらに崖のような石段を登らねばならない。足元を注意して慎重に登るが、見た印象よりはさほど苦ではない。東郷公園(秩父御嶽神社)の石段はかなり凶悪だったが…
高所恐怖症の俺にはむしろ下りの方が厳しかった。踏み外して転落した人もいるんじゃないだろうか。
急ヘアピンをいくつも折り返して吾野に下り、顔振峠から再び富士見茶屋に戻ると1時間が経っていた。手打ち蕎麦(850円)を注文。ひっきりなしに客が訪れ、対応係のおばちゃんは一人でてんてこまいだ。
幌加内産という風味あるしっかりした田舎蕎麦は絶品だ。つけ合わせの山菜がまた美味しい。
さて、帰るとしよう。今から戻ると13時には戻れるな。