16/08/09(Tue) [長年日記]
▼ 秩父上武早朝ツーリング
夜明け前まだ深い時間、軽く流しに出る。昼間たっぷり寝たので体力は十分だ。
予定ではR254を北上してR140で秩父に向かい、R299で帰って来ようという、この間と逆ルートを想定している。この時間なら自分のペースで快適に走れるでしょ。
雲が多少多めで、外の気温は思ったほど下がっておらず走行風がぬるい。明日日中は相当暑くなるらしい。小川バイパスを過ぎて片側1車線になると遅い車が先頭に詰まって、こんな早朝というのに一気にペースが遅くなり、ストレスが溜まった。
R140に出て再び快適に。混雑を避けていつも対岸を走っているので国道側は久々に走った。懐かしいなあ。バイクに乗りたての頃のワクワクしてた記憶がちらほら蘇る。
樋口駅の手前で国道を逸れる 空はもうだいぶ白んできた
石畳を見下ろす
道の駅みなのに寄ってドリンク補給していると、車中泊で夜を明かしたらしい車から中学生くらいの少年二人が外の空気を吸いに出てきた。若いっていいなぁ〜って、すっかり羨む歳になったよ。
市街地に入る辺りからは少し大型車が増えたが、上野町交差点を秩父神社方面に折れると角地にいつの間にか出来ていたファミマでアイスを頬ばる。とりあえずここが今日予定していた折り返し点。
早朝の秩父市街 まだ人は少ない
ここで帰途に就くつもりだったが、もう少し走ろうかなという気になり、ミューズパークに進む。道のところどころに「サルスベリ」の案内看板が立っていたので寄ってみた。
メインの道から枝道に入り山を下っていくと斜面広場というところに小ぶりなサルスベリが植えられていた。展望も良くて寛げそうなスポット。
その後小鹿野に出て、まったりと走って志賀坂峠を越えた。アクセルの追従がイマイチだと感じたら、またチェーンが延びていた。この間調整してルブも吹いてあるのでもう寿命かもしれないな。
神流町に下りてきた。もう雲はほとんど取れ、青空が広がって気持ち良いツーリング日和だ。
ここで神流川沿いから帰路に就くつもりでいたが、やっぱりもうちょっと走ることにして(また)、未訪の上野ダムに行ってみる。
国道からぶどう峠方面に折れてちょっと先の枝道を左折するとダムへのエントリーがある。というか、御巣鷹の登山口への道なのだが。
Googleのナビに従って走っていたら堤体の下流に案内されたようで、途中で通行止めになってしまい少々悩まされた。太道をそのまま真っすぐが本線だった。
途中の、ズルッと滑りそうな漏水したトンネル、内部でグルッとUターンするようなトンネルにちょっと緊張した。
ダムは残念ながら開門時間制限がある施設で中には入れなかった。いつかまた来る機会があるかな…
道の駅上野に戻ってきた。そろそろ何かお腹に入れたくなってきたところだけど、あいにくとまだ営業時間には遠い。缶コーヒーで休んでいくことにしよう。
木陰のベンチで寛いでいると、山の涼風が心地よくてこのままずっと座っていたい気持ちになる。市街の酷暑とは縁遠い世界だ。
これから長野に向かうというハーレーのおじさんソロライダーとしばし談笑。大きなリアトランクにキャンプ用具を積んでいた。孤独感が辛くて泊まりツーはさっぱりやらなくなっちゃったな。
ようやく引き返し。日が高くなってきたので神流川沿いの幹線はやめて、r71の山道に折れて土坂峠を越えることに。r37で皆野へ。後は荒川対岸を抜けて関越で…と思ったが、幹線道路の熱気に耐えかねて山伏峠方面に逸れる。
日本水で水分補給させてもらい(山中とはいえ長い距離を引っ張って来ているためか、ぬるかった)、釜伏峠から二本木峠を経て秩父高原牧場へ。
JAのミルクハウスでソフトクリームと牛乳を買う。ソフトクリーム(地産ではないけれど)は濃厚で糖分補給に最適。空腹の体にカロリーが染み渡る〜!
尾根からはパノラマが広がる
爽快なブルースカイ
r11に下りて東秩父農産物直売所を覗くと、ちょうど蕎麦屋が開いたところだった。渡りに船と、天ぷらつきうどん(大盛:570円)。相変わらずおばあちゃん家の手打ち的な素朴な味。
今日はなんでか全然疲れてないので、ときがわ経由でオール下道で帰るとしようか。