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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

20/08/13(Thu) [長年日記]

FILCOのキーボード 翼

使いっぱなしのキーボードの汚れが気になったので分解掃除してキートップを丸洗いしたら庭先で乾燥中に2つほどキーを紛失してしまった 母さん、僕のあのキートップ…どうしたでしょうね…

とりあえず元どおり組んだけれど油分が失われたためか打鍵が引っかかる フッ素系のルブを塗ったがあまり変化がなく、それではとシリコングリスを薄く塗ってみたら今度はなにやらネトッとした動きになってしまい快適さがない

そこで大昔使っていたFILCO(ダイヤテック)の翼というキーボードを引っ張り出してきた PCを始めたばかりの頃にコンパクトかつ玄人感のあるメカニカルキーボードということで厨ニ的発想で買ったはいいが、省スペースに詰め込みすぎでキーの配列は使いづらく、打鍵はやたらカチャカチャうるさくて(当然だ)すぐに使わなくなってしまったのだった 水をこぼしたのをストーブの近くで乾かそうとしたのか、ファンクションキーあたりが熱で変形してしまっている

 

久しぶりに使ってみるといくつかのキーが反応しなかったり、押しっぱなしになっていたりした 分解してみるとそれらは内部で短絡していたり端子が折れていたり… 当時固いキートップを強引に抜こうとしたらスイッチの端子の方がちぎれてしまったのだ キートップどんだけガッチリ固定してるんだよ

 

分解して折れた端子が残っているものはハンダでつなぎ、接点が変形していたら修正する スイッチはアルプス製だが、専門サイトの情報によれば好事家からの評判はあまり芳しくないコストカットされた簡易軸というもので、さもありなん

今回も2、3個失敗してようやく理解したが、スイッチを痛めないようバラすには、

基板上のハンダをしっかり吸い取る→ハンダを温めながら端子の爪を起こして基板の穴から完全にフリーにする(ムリに引っ張ると基板のパターンがあっさり剥がれるか、端子が折れる)→スイッチを基板から外す→端子のハンダをキレイに取る(抜く際穴に引っ掛からないよう)→2つのプラ爪を起こしつつ引っ張ると上下パーツが分離する(端子は上側に残す)  組む時はこの逆だ

これのキートップを抜く時はマイナスドライバーでこじるのは厳禁、面倒だけれどスイッチ本体のツバを何かで下に押し付けながらする必要がある 今回みたいにスイッチ単体にしてから抜けば安心確実だ

 

どうしようもないキーはF1とか使わないキーから移植したりして、なんとか問題なく使用できるようにした 打鍵する度にデスクに鳴り響くカチャカチャした音はやはりうるさいが、たしかに入力しているという実感があって使ってみた印象は悪くない

実測してみると打鍵の重さはおそらく65gタイプで、気持ちもう少しだけ軽いと小指を使う時なんかは楽になるように思うんだけど、逆に重い分入力の際に「俺はこのキーを打つんだ!打ちたいんだ!」という確かな意思が必要になるので優柔不断なミスタイプは減る気がする

それよりなにより、実際今使ってみても右側のShiftやCtrl、HomeやPgUpなどのキーの配置が狭くてすごく使いづらい メニューキーが無いのも自分には何気に不便 そしていちいち目で見て確認して打つのは面倒なので、瞬間接着剤でFJキーのような突起を盛って少しでも場所が探しやすくなるようにしてみた しばらく使ってみてやっぱり合わなければ新しいのを買おう

(2023年追記:なんやかんやずっとまだ使ってる いくつか自分のポイントになるキーに瞬間接着剤でFJキーのような突起を作って、そこを基準にブラインドタイプ出来るようにした)

Tags: PC

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