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kato@川越の日記兼覚え書きです。
主にDUCATI 900SS、アドレスV125Gやラパンでの旅や整備などを忘れないように記録しておきます。

05/11/08(Tue) [長年日記]

栃木紅葉ツーリング

昨日一日で充電マンタン、ツーリングに出かけよう!

今朝は冷えこみもさほどでないし、日中は気温も上がるらしい。

日光方面へFO(←タイプミス)、じゃないGO!だ。

 

R16を岩槻へ走っているうちに日が昇った。

こんな朝っぱらからもう混んでるのはさすが幹線道路だが、ともあれ無難に高速に乗る。

実は、俺は東北道を走ったのはまだ1度か2度しかない(記憶あいまい)。

もちろんドカに乗ってからは未走行。

 

関越なんかだと、車が一度バラけて、また次の集団に追いつく感じになるのだが、ここ東北道はどうもいつまで経っても車の列が途切れない印象だ。

全体に道が真っ直ぐで、見通しが良いのでそうなるのかもしれない。

それにしてもまだ日が低いので寒いよ・・

先日GETしたジオライン上下にサーマラップでも、革ジャンのニットから侵入してくる冷気には勝てないようだ。

ちなみに今日はまったり観光モードなので、下はジーンズ+シューズである。

 

佐野SAに寄って暖をとる。

平日だってのにけっこう人が多いなぁ。

スナックコーナーなんか順番待ちのジジババで満員御礼だよ。

まさかみんな日光方面に行く観光客じゃ・・ゾー。

まぁ思いっきり観光スポットだから、混雑もそれなりに覚悟はしてきたけど・・

 

西那須塩原ICで高速を下りる。

意外にも他に下りる車はいなかった。

しばらくは気軽に走れそうでひと安心・・と思っていたら、案外あっさりと着いてしまった塩原渓谷。

道が混んでいなければすぐなんだな。

 

あー、もう、とにかく、冷えた体を温めたい。

早朝から入れる露天風呂を調べておいた。

国道の対岸に、岩の湯、不動の湯という温泉があって、200円で入ることができる。

入口にバイクを置いてさっそく向かう。

 

吊り橋のすぐ向こうには岩の湯が見える・・さすがにこれはちょっとあからさま過ぎかな・・

不動の湯の方も見てから、どちらに入るか決めよう。

不動の湯へはちょっとした遊歩道を歩いていく。

少し奥まった場所にあって、緑の中で雰囲気が抜群に良い。

こっちにしよう!

 

先客の若いカップル(いえ、見てませんよ)とオジサンがいたが、彼らは案外すぐに去り、温泉ひとり占め状態になった。

最初は熱いと思っていた湯だが、実際はぬる湯で、おかげでいつまでも湯から出られない。

今は貸し切り状態だが、昼間はそうとう混雑するらしい。

これだけ雰囲気が良くて安ければ、それもあたりまえだゎな。

 

そのうち次の湯客がやって来たので、場所を明け渡した。

いや〜温まった温まった。

珍しく友達に旅メールを入れる。

 

それにしても前見た時ほど紅葉がキレイじゃない。

前は息を飲むような鮮やかさだったけど。

単にまだ色づき始めなのか、それとも今年は色づきが良くないのか・・

どっちなんだろ?

 

日塩もみじラインへ折れる。

高度を上げていくと、向かい側の山のつづら折りの道路が目についた。

車(バイク)ってあんなところを上って行くんだなぁ・・

 

さすがにシーズンの観光道路なので、単独でかっ飛びというわけにはいかない。

その辺は承知の上なので、おとなしく周りの景色を楽しむことにする。

 

峠の茶屋やパーキングの展望台には観光客が大勢集まっていた。

 

俺も焼きもろこしを一本買って食べた。

そういや真面目に腹減ったな・・どこかで食事にしよう。

もみじラインの料金所の手前に、良さげな茶屋があったのに・・

なめこ汁って書いてあったなぁ・・失敗した。

 

ベストポジションを見かけると、すぐにバイクを停めてパシャリ。

特にここ、と思ったところでは執拗にアングルを模索する。

LX1にもだいぶ慣れてきたせいか、だいぶ使える写真が撮れるようになった。

でも露出があまり賢くないので、補正の度合いがけっこう難しい。

 

もみじラインを下りきり、川治温泉から川俣温泉に出た。

このあたりの山里の風景はあたかも絵画のようで、地味ではあるけれどもなかなかに素晴らしい。

 

工事の信号待ちでCBRと996のツーリングライダーに遭遇。

会釈をかわす。

そういやバイク見かけないなぁ。

 

霧降高原有料道路に入る。

車も少なく、大笹牧場を通り抜け、爽快なワインディングにアクセルが開く。

 

メジャースポット・霧降の滝に寄ってみた。

さすがにスゴイ人出。

観光客に混じって観瀑台に向かう。

 

観瀑台からは谷を挟んで滝と正対する。

富士ツーの音止めの滝のような趣きだ。

3段あるうちの最下段が一番見通しが良いが、なかなか人波が引かないので、落ち着いて見物する気にはなれない。

 

早々に立ち去り、日光市街に下りてきた。

今日はここから、あえていろは坂に向かわず、県道14号で鹿沼市の古峰ヶ原に向かった。

ここへはバイクの免許をとってすぐ、日光周辺の林道を走破した時に一度来たことがあって、紅葉がキレイだった記憶が残っている。

 

のどかな県道をひた走っていると、黒く塗られた丸太小屋に地そばの文字が目に入った。

バイクを停め、遅い昼食をとることにした。

 

店内のテーブルやイスも木の手作りである。

壁にはところ狭しと小学生が書いたと思われる習字が貼ってある。

みなこの店の宣伝文句だ。

火鉢の熾きの香りが鼻孔を優しくくすぐる。

なんか癒される匂いだなぁ。

 

丼に入ったもりそば。

固い。

そばがきを細く切ったような感じ?(そばがき自体を食べたことがないので想像)

でも太打ち、田舎蕎麦好きの俺には問題ない。

量も1.5〜2人前くらいあったかな?

 

店内に貼ってある雑誌記事を見ると、この丸太の家は、林業に従事するこの店のご主人が自ら木を切り出して建てたそうだ。

本職はスゲェな・・

レジで売っていたなめこがとんでもなくデカいシロモノなので思わず買ってしまった。

こんなでも300円、安っ!!

 

ほどなく古峰神社に着いた。

またライダーに遭遇。

オフ車乗りだ。

わざわざ好き好んでこんなへんぴなところに来るなんて、という思いと、昔の自分の記憶が重なって、なんとなく親近感が湧いてしまう。

地図を見ながらちょっと話をした。

 

前は素通りしただけだったので、神社の中に入るのは今回が初めてである。

なかなか立派な境内だ。

木々の色づきも素晴らしい。

奥にはさらに美麗な庭園の茶屋があって、有料なので籌著しちゃったけど、めったに来る場所でもないし、入っとけば良かったかな。

 

予想に反して人が多いのに正直びっくりした。

もっと閑散としたイメージがあったのだが・・

 

当初考えていた足尾に抜けるルートに進むと、通行止め。

仕方ない、引き返すか・・と振り返ると、そこにまた見事な紅葉。

はぁ〜たまりませんなぁ。

 

R122方面には向かいづらくなってしまったので、鹿沼からまた東北道で戻ることにした。

わりと早めに戻ってきてしまい、ちょっと物足りなかったので、帰り道沿いにある伊佐沼に寄った。

 

ちょうど日没を迎えようという時間で、何をするでもなく、湖岸にたたずんで夕日や茜雲を眺めていた。

おっと、なにやら船頭さんがいいポジションに来てくれたので、せっかくだからパチリ。

いやぁ〜、今日はホントいいツーリングの一日だった。

たっぷり堪能した(^^)


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