06/08/14(Mon) [長年日記]
▼ 通り雨の後
目が覚めたらすでに10時過ぎ。
久しぶりの心地良いツーリング疲れでぐっすり眠ったらしい。
今日は早起きして奥多摩を走るというkazeさんたちと合流しようと思っていたが、こりゃもう無理だ。
涼しかった昨日と違って気温が上がっているようだ。
日が高くなって出かけようなどという気も当然起きず、家でダラダラすることにした。
午後になって突然空が暗くなり、直後暴風雨が吹き荒れた。
予報は一日ずれたな。
数十分で雨はやみ晴れ間も見えたが、まだ空の半分は水に絵の具を混ぜ溶かしたような複雑な雲の色をしている。
その直下ではさっきのような豪雨が降っているのだろう。
ともあれにわか雨のおかげで多少暑さもやわらいだし、近くの雨雲は去ったようなので買い物に出かける。
ビバホームで用事を済ませ外に出ると、再びポツポツと雨が落ちてきていた。
帰り道の途中で雨粒が大きくなってきたが、幸い雑木林の中の道を走っていたのでたいして濡れずに済む。
空腹を覚え、日高屋に寄る。
ラーメンを食べ外に出ると、すっかり青空だった。
体に当たる風も涼しいので、ちょっとぶらつく気分になり仙波に向かった。
新河岸川の東側は一面だだっぴろい畑が広がり、さえぎる物が無いので見晴らしが良い。
雨上がりの夕方は絶好の被写体。
カメラを持ってこなかったのをいつものように後悔した。
去年の秋ぶりに仙波河岸史跡公園に足を延ばした。
住宅街の一角にあるにもかかわらず緑や水が豊かな公園だ。
ベンチに腰を下ろして、園内に響き渡るセミ時雨を浴びる。
暑い時には不快指数を増大させる以外の何物でもないセミの声も、今日は過ごしやすくなった気温のせいか、きめ細かいかき氷をシャクシャクしたような(わかんねーだろうな〜(^-^;)心地良さを感じる。
しばし時間を過ごして公園を後にした。
武蔵野線の陸橋から沈む夕日を見る。