06/08/27(Sun) [長年日記]
▼ 晩夏の秩父
昨日のイベントの疲れでたっぷり夕方まで眠った。
打ち上げの酒の名残がまだ若干残っている。
TVをつけてしばらくぼーっとしていたら、頭も体もスッキリしてきたようだ。
外は曇り。
ちょっとひとっ走りして来たくなった。
今日はメッシュでは肌寒そうなくらいの気温だ、いよいよ夏も終わりか・・
レザージャケットを取り出して着込む。
日曜日なのでマイカーの渋滞を避けたルート設定を考える。
関越で小川町まで出て定峰峠を越え、長瀞でまったりした後、暗くなって車が減った頃にR299で戻ってくる、というコースにした。
嵐山小川ICで初のETCカード使用。
あー、楽だわこりゃw
東秩父の牧歌的な景色の県道を走っていると不思議とkazeさんを思い出す。
また一緒にこの道を走れるかな。
定峰峠に至る県道11号のカーブ外側にある鬼うどんにて食事を取った。
何度も通っているのに、店に入るのは初めてである。
たいてい秩父市街か荒川で蕎麦を食べるからな・・
お店の一押しのようなので、きんぴらを絡めたぶっかけ(温)を注文。
おっ、これはなかなか美味いよ!
うどんにゴマ油風味というとずり上げもそうだね。
麺はつるしこ、大根おろしにかつおぶし、薬味、薄っすらとシソも利いているので、あまりしつこくないしもたれない。
1,000円とちょっと値が張るのが難ですが。
四輪やバイクの峠族がよく利用する店らしく、記念写真がぶ厚いアルバムに何冊もたまっていた。
今日はわりとライディングも調子良い。
峠でコーヒー休憩。
先着のツーリングライダーたちはカッパを着込んでいた。
道にちょっと濡れた痕はあったけど、幸いここまで雨には遭遇していない。
このまま持つといいな。
定峰のアジサイがまだがんばってた。
もうすぐ9月だよ。
峠を下り、そのまま県道で長瀞対岸へ。
こちらの道はたいていいつでも流れが良い。
春は枝垂れ桜が見事な法善寺にバイクを停める。
オフシーズンの夕方では他に人の気配は無い。
しばらく物思いにふけりつつ辺りをぶらぶらする。
何年ぶりかに長瀞の岩畳に行ってみた。
昼間は賑やかな沿道の土産物屋や飲食店も、観光客が去った夕暮れ時ではみなシャッターを下ろしている。
岩畳に出ると、河原に設営されたテントで宴会の真っ最中だった。
地元の商工会か何かの打ち上げか?混ざりたい・・(^^;
日は暮れたけれど、帰路に着くにはまだちょっと早い。
R140からR299に折れずに直進、浦山ダムに向かった。
市街の夜景を見下ろしていると、稜線の向こうで花火の輪が咲いたのが見えた。
かすかな音が遅れて届いてきたので、遠くでやっているのだろう。
しかし後で調べたが、今日開催されている花火大会は無かった。
たしかに大会にしては数発上がっただけだったし・・個人で玉を打ち上げ?んー・・
そろそろ良い時間になったのでR299から帰路に着いた。
車も横瀬を過ぎたらちらほら見かけるだけになった。
追いついた遅い団体は旧道でパス。
しかし夜の山道は革ジャケットでも肌寒くて仕方ない!
もうウィンドブレーカーが必要な季節になったんだな。
そういえば桜の葉っぱもところどころ黄色く色づいていたよ。
秋だ。