08/12/30(Tue) [長年日記]
▼ D-28 ペグ交換
78〜9年までのD-28のペグはグローバー。購入時から少しギアの遊びが大きくなっている個体がひとつあって、音程を下げる時に余分にペグを巻き戻さなくてはならない状態だった。グローバー102はギア比が小さいため(14:1)ただでさえ微妙な音程の上げ下げがしづらいのでなおさらチューニングに難儀する。特に3、4弦はちょっとペグを動かしただけでキン!と言ってシャープしやすいのだ。
そこで精度が高くギア比の大きい(18:1)ゴトーのペグに交換することにした。モデルSG301がグローバー互換になっている。ヤフオクで安く出ていた新品のバルクを入手した。ちなみに現行のグローバー102にはSG301同様18:1のギア比のタイプも新しくラインナップされたそうであるが、ゴトーはそのおよそ半分の値段で買えるのだから・・
グラグラのグローバーに較べてゴトーはシャフトのブレが全くない。ただこれに関しては音質の影響的に良いのか悪いのか難しいところである。
現行品のグローバーもそうだが、ヘッドの穴径に対して若干サイズが大きい。そのためボルトオンとはいかず、ヤスリで穴を広げることになる。ペグをはめて確かめながら少しずつ削って合わせる。ナットとビスはオリジナルを流用した。
完成。ようやくマトモにチューニングが出来るようになった。巻き上げの手間よりもファイン・チューニングの方が重要である。
見た目のムードはやっぱりグローバーの方がぜんぜん似合ってると思う。
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