14/06/02(Mon) [長年日記]
▼ 奥多摩近郊峠巡り
今週は暑さのためか起き抜けの体が重い。日が登ってしばらくすると部屋の温度が急上昇して、サウナ状態になるのだ。これで部屋を一歩出ると意外なくらい涼しかったりするから困る。部屋でエアコン漬けでもいいのだけれど、せっかくの天気だ。ドカで走りに行こう。
なんでかわからないけど突然陣馬街道を走りたくなった。圏央道あきる野ICからr61を南下、陣馬方面に右折したは良いのだけれど、道を間違えた。1本先走って曲がってしまったのだった。後でマップで見ると、ここから枝道を辿ると陣馬街道につながっているようなので、次回来た時には走って確認してみよう。
一旦r61に戻り、今度は間違いなく川原宿交差点で折れた。風情豊かな陣馬の山里を流す。さほど山の上というわけではないが、気温がグッと下がって風が心地よい。
集落を抜けると和田峠への急坂に突入する。見通しはそう悪くないし路面も安定していて走りやすい。平日だけに対向車もなかった。
峠の売店でぬるいドリンクを買って小休止。うどんでもあれば食べたかったけれど、あいにくカップラーメンしか置いてなかった。上野原方面はなぜか半分だけゲートが閉じてあったが特に問題なく下りられた。
R20に出て桂川を越え、r35を秋山方面に向かう。いつも閑静な県道なので、何台か車をパスすると後はずっと気持ちいいペースで流すことが出来た。例によって尾崎中旅館前の自販機で休憩。初代のフロントフォークのオイル漏れに気づいた場所だよ。旅館の営業はやめてしまったみたいだな。
ニリア線の横を通り、R139から大月へ。そろそろ腹ごしらえしたいところだが、残念ながらお気に入りの彩のうどんは間に合わず、目をつけていた大月駅のうどんも定休日だ。
笹子方面に向かうと昭和の街道ドライブインの香りを今なお残す、しらかば食堂が開いていたので初挑戦することにした。ラーメンは終わってしまったとのことで、メンチ+ハムカツ定食(780円)を注文。揚げ物は冷凍だと聞いていたから期待はしていなかったが、やっぱり揚げたてということで美味しい。ご飯も大盛りだし、結構食べ応えがあって大満足だった。カツは2枚のはずだけどなぜかハムカツが1枚多かった。おまけしてくれたのだろうか。
昭和生まれとしてはこういうお店は改装したりやめてしまう前に出来る限り入っておきたい。
勝沼からフルーツラインで塩山へ。満腹でアクセルが回らずすっかりまったり走行だ。途中ドリンク休憩を入れたりして、大菩薩ラインを柳沢峠に向かう頃には山の向こうに日が隠れていた。
多少腹もこなれてきて峠越えはペースを戻し、夕暮れで無人のワインディングを淡々と駆け抜ける。周遊道路も貸し切り状態だ。檜原街道から圏央道日の出ICへ、狭山PAで一服するとすっかり夜の帳が下りていた。約8時間、200km強だけど走り詰めで結構疲れたよ。今日はよく眠れそうだ。