15/01/14(Wed) [長年日記]
▼ HID シェード改良 その3
グレア対策のシェード改造3回めは黒塗装を実施。これで乱反射はかなり収まるはず。昔アドレスのマフラーの補修で余ったKUREの耐熱ペイントコートを使用。カットレンズで見えないのでかなり適当で汚い塗装(^_^;)
塗装後一応空焚き。煙などは出なかった。
さて試走してみたが、予想に反して光の具合に変化はない…何故だ!?カットラインは相変わらず曖昧だし、グレアもたいして減っていない…
なによりロービーム時にビームの中央が暗くて路面が全然見えない!大きなシェードで光が遮られてしまっているのだと思うが…これではとても危なくて乗っていられない。やはりドカのカットレンズではHIDは使いものにならないのか…
家に戻り、再度作業。前後の延長シェードを対向車線側のみ残してカット。
そしてふと、剥げる危険を承知で試しにリフレクターをネル布で軽く拭いてみたところ、曇りが取れるではないか。全面拭いてみる…取れる!一部メッキが線や点状に傷ついてしまった部分もあるが、ギリギリまで頑張って鏡面が戻るまで拭き取ってみた。これなら最悪ハロゲンに戻してもかなり明るくなるのでは?
これで実用にならないようならもうハロゲンに戻すつもりで、最後の試走。
…あっ!ビームの真ん中が明るくなった!そして前走車のリアにもくっきりとカットラインが映っている!!
これまでと違って明らかに明暗差があるカットライン!グレアも飛躍的に収まった!実際に正対してライトを見ても、照射範囲を逸れれば眩しさは全く感じない。
…これはもしかしてグレアの大元の原因はシェードではなくて、リフレクターの曇りによる乱反射だったのではないか?濃霧の日のように…
例によって家の壁に照射してみた。こちらでもたしかにカットラインの明暗が出ている。中心部分にもしっかりとビームが当たっている。これなら十分実用に耐える!
少なくともうちのに限って言えば、しつこいグレアの原因は、
リフレクターの曇り>>>>>>>>>>>シェード …ということだった模様。
かくしてなんとかグレア問題は解決し、HIDの導入はめでたく完了となった!本当にお疲れさまでした…