07/10/09(Tue) [長年日記]
▼ プラグ交換
新品プラグを買ってきて早速交換。
プラグメーカーのカタログには適合品はイリジウムプラグのみ記載されているが、俺のドカは中古で買ったのを専門店に整備してもらった時にNGKのDR8EAという標準プラグに変更されていて、以来ずっと同じのを使っている。価格も一番リーズナブルだ。
▼ 異音の正体?
異音の出どころが気になり、交換したプラグの調子を見がてらエンジンを掛けてみる。
やはりもう異音は出ていない。ドライバーを耳に当ててエンジンのあちこちからの打音を聞いてみるが特に気になるところはない。
近所をひと回りしたが、エンジンに不調は無かった。
クラッチのフィーリングが悪いのでチェックを兼ねて分解、掃除。
サーフレックスの細かいピッチのフリクションディスクはダストが詰まりやすいような気がするなぁ・・ ほとんどのプレートは薄っすらと焼けていて、擦り痕がついているものもある。うーん・・^^;
ともあれパークリで綺麗にしてからローテーションして組み直した。ちなみにプレッシャープレートのベアリングにも問題は無かった。
気になったのでタイミングベルトもチェックする。異音がしていたのは(乗り手から見て)エンジン右側からだったからだ。クラッチでなければこの辺が怪しい。万が一とんでもない状態だったりしたら怖いが・・開けてみる。
ん!?これおかしくないか・・?
丸の部分、プーリーカバーとでも呼ぶのだろうか(パーツリストによればシリンダーラバーキャップ)・・このカバー(黒い部分)とシリンダー(白い部分)とはフロントバンクでは写真のようにツライチになっているのに、リアバンクの同じ部分は外側にめくれたようになっていて、タイミングベルトと思いきり干渉していた。削れたベルトのカスが近辺に付着している。こりゃマズイだろ!(゜д゜;)
(図はSS900ie)
RAZAの笹島さんにヘルプの電話を入れると、このカバーはシリンダーのフィンに挟まっているだけだからドライバーの柄のようなもので押し込めと言う。指示通り押し込むとなんと!ベリッと割れてしまった。
本来柔軟なはずのゴム製のカバーが経年で硬化してしまったのだ。そりゃ10年以上も前に造られたバイクだからなぁ・・
割れてしまった部分が外れてベルトに絡むと大変なことになるので取ってしまえということなので、マイナスドライバーでほじくり出した。まだ出っ張っている部分を押し込むと次々に割れてしまって、かなりの部分を摘出することになった。
やはりとんでもない状態だった。でもこれいずれ新品に交換するとして、まだ部品出るのか?パーツリストを見る限り、現行のDSエンジンとは互換性が無いようだが・・
果たして異音の正体はこれだったのだろうか?しかし俺が聞いたのは確かに金属音だったと思う・・ これとはまた別なトラブルがあったのか・・??
謎は深まるばかりでございます。
さすが!年期がはいってますね。私のCBもオイル交換に行ったら、「あのドライブチェーンの調整をしましたけど、もう限界ですね」と言われました。やはり50,000kmも走れば色々「限界部品」がでてきますね。あっ!10月28日(日曜)は、私企画のフリーダム「赤城ツー」です。よかったら参加してちょ!
お誘いありがとうございます♪<br>チェーン5万キロ・・よく持たせましたねぇw(゚o゚)w<br> <br>↓RKの詳しいメンテナンス動画<br>http://www.rk-excel.co.jp/japanese/mc/rk-excel.wmv <br>とても参考になりました。