08/10/06(Mon) [長年日記]
▼ 夕暮れの白銀平でまったりと
昨夜からの雨が午後になって上がり、天気は回復傾向。ヒマだったのでアドレスで近所を流すことにした。
さざんか、さつき通りからr74ルートにて宿谷林道に向かう。ここまで道路はすでに乾いていたが、さすがに林道はまだしっとりと雨上がりの気配が濃く漂っていた。
人気の無い林道を上り切り、鎌北湖に下りると、先走ったモミジの紅葉は一葉も見られず、どれもまだ色づきの準備をしている最中だった。
鎌北湖を下り毛呂山公園から再び高麗川CC方面に向かい、白銀平への分岐を折れる。悪路を1km弱ほど上ると、白銀平展望台に突き当たる。当然ながら人気は無い。
展望台に登り途中で買ってきたコーヒーを飲みながらゆっくり景色を眺める。
背後の太陽はオレンジの色彩だけを残して雲間に隠れてしまっている。
東の景色に次第に赤味が差して、パープル色の空の下にポツポツと明かりが点り始めるとやがて夕闇が訪れた。
東には新都心の高層ビルの赤い点滅。
東北東には関越自動車道のオレンジ色のランプ。
東南では羽田空港だろうか?10数分おきに離陸しては東に旋回して消えていく飛行機の光跡。
見入っているうちにこの辺りもすっかり真っ暗になってしまった。そろそろ帰ろう。当初の予定ではこんなに長居するつもりはなかったんだけど。
バイクを停めてある東屋の場所まで歩くが、山の中なのでもちろん街灯なんてものは無い。キーホルダーに下げてあるミニライトが役に立った。さすがに真っ暗闇の山の中に一人は怖い。
たまにはまったり夜景観賞もいいもんだ。これから寒くなるとちょっと辛いかもしれないけど、またどこかへ見に行こうかな。
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