09/05/25(Mon) [長年日記]
▼ 緑の奥多摩へ
昼近くに目が覚めると雨はとっくに上がっていて、過ごしやすいいい天気になっていた。昨日からドカで走りたくてウズウズしていたのでソッコウで仕度して家を出た。
関越〜圏央道を飛ばして檜原街道に向かい、奥多摩周遊道路を登っていく。
今日は雨後の平日とあって、ここまでもこの先も道はガランとしており、ほぼ貸し切り状態で気持ちよくワインディング・ランを満喫した。
深山橋のたもとでコーヒー休憩をしていてふとガラス戸の貼り紙に気づいた。ああ、やっぱりか・・。今の時代、爺婆経営の店はこうして次々店を辞めていってしまう。俺もほんの数回利用しただけではあるが、いざ無くなると寂しいものだ。
小菅村でガスを補給して、松姫峠に向かう。小菅側は道幅が広いので多少路面は荒れてはいるが走りやすい。峠を越えて大月に下りていく道はクネクネと狭いので常に対向車の出現に気を払う必要がある。
大月市街に出ていつもなら街道沿いのうどん屋に寄るのだが、今日はラーメンが食べたかったのでスルー。だが、これという店を決められないまま勝沼まで来てしまい、結局塩山フルーツラインに折れたところの農園がやっているバラックのようなラーメン屋に入ってみた。もう午後3時で腹が限界だったのだ。
さてもしやとんでもないものが出てくるか、とも思ったが意外に普通のラーメンで美味しく戴いた。チャーシューが厚切り過ぎて俺は食べ切れなかったが。700円はかなりお高め。
一葉のみちからR411に出て柳沢峠へ。広げられたバイパスの先にまだ残っている連続ヘアピン区間はいまさらながら結構キツイ。腰高のため低速でふらつきやすいドカには特にしんどい。
さすがに峠の茶屋には人がたむろしていた。下界は20℃を越えているがここは気温15℃と毎度涼しい。清涼な空気をたっぷり吸って奥多摩方面に下る。
傾いた日を背にして丹波渓谷の深い緑の中を淡々と走り抜ける。いつ走っても気持ちがいい。
▲なんとなく北海道ぽい響き
▲川が岩の間をなめるように流れるからナメトロ
深山橋に戻ってきた頃にはすっかり夕刻の気配であった。辺りにいた車やバイクも刻々と姿を消す。俺も帰り道に着くとしよう。今日は久しぶりに奥多摩のワインディングを堪能出来た。
▼ リハーサル
隔週くらいのペースで前に書いたセッションバンドでリハに入っているのだけれど、ライブをやるハコの大きさの関係でまずはアコースティックメインで、ということになり、パートをとっかえひっかえみんないろいろチャレンジしている。今日初めてハーモニカを曲の中で使ってみたが、これひとつでも弦楽器だけよりサウンドの幅が大きく広がるもんだ。12弦も同様にアンサンブルがぐっと華やかになって良い。
▼ FISHMAN RARE EARTH HUMBUCKING
ライブで12弦を使うとなると必要になるので、ピックアップを購入した。ギターを改造せずに簡単にサウンドホールに脱着できるマグネチック・タイプなのでOMにも使える。想像していたよりはエレキ臭さは少なくて、なかなかいい感じ。ボディ脇にボリュームコントロールがついていて、あるとやはり便利だ。