09/05/14(Thu) [長年日記]
▼ 飯能 浅見茶屋
気持ちよい青空。散歩がてら、前にちらっと触れた浅見茶屋に行ってみることにした。今出るとちょうどお昼前くらいに目的地に着くだろう。
最近しょっちゅう異常に車の量が多い日があるがなぜだろう?今日も道路は混んでいて車の後をトロトロと着いていく感じだったが、さすがにR299の山間部はせめて流すくらいのペースでは走りたいので、適当な車の切れ目を待ってから再スタートした。青空と白い雲と新緑が綺麗だ。
吾野駅を過ぎ、東郷公園の脇を川に沿って山に入っていく。そのまま舗装林道をずっと進んでいくとやがて頂上の子の権現に至るが歩道のみで、車両は茶屋までで行き止まりとなる。抜けられない道ということで用事の無い人間はまず入らない道であるため、俺も今まで茶屋の存在を知らなかった。それほど距離はなく、地域の集会所を兼ねた朱塗りの不動尊のすぐ先に茶屋(●)が見えた。
▲良い店の佇まい
▲三代続くうどん屋だ
一見してわかるが、こんな辺鄙な(失礼)山の中に意外にも立派な茶屋である。古民家を改造した良い手入れの造りで、思ったよりも広く、店内じゅうに手作りの凝ったディスプレイがされている。細かいところまでいろいろ配慮が行き届いている。
▲土間席
▲天井の高い造りで居心地がいい
▲箸入れもレトロ調
▲手造りのメニュー
今日はぶっかけうどんの大盛(900+200円)を注文。しっかり注文を受けてからゆで始めていた。
ぶっかけには海苔、ごま、ネギ、大根おろし(おろしというより微塵切り)、生姜の薬味がつく。麺は硬めのしこしこ田舎打ちで美味しい。つゆは俺にはちと薄口で、トッピングの薬味の主張が強かった。つけうどんだとまたちょっと違うのかな。また機会があったら食べてみよう。
店の方々は皆丁寧で愛想の良い人だったが、店主さん(おそらく三代目の息子さん)は昔バイクに乗られていたそうで、話を聞くとどうもツナギで正丸とかを走っていた走り屋だったご様子w このロケーションだもんね。
予約の団体さんがやってきたのを機に店を辞す。不便な場所にもかかわらず休日などは賑わっているらしいが、それもうなずける。
出勤時間が迫ってきた。R299から刈場坂峠に上り、白石峠よりときがわに下りる。嵐山小川ICより関越に乗る際、装着以来ようやくETCゲートを通過。なにぶんにも初めてなので徐行して進入。当然とはいえ何事もなくバーが開いた時はホッとしたよ!w