09/12/21(Mon) [長年日記]
▼ TASCAM DP-008
バンドでリハに入ったり、ライブをやったりすれば、普通は自分の音源を録っておきたくなるもの。スタジオにはMDとカセットテープのデッキがあるからリハを録ることは出来るのだが、俺はどちらもプレーヤーを持っていないから家で聴くことが出来ない。買ったCDを聴くのはほとんど職場だし、家ならMP3プレイヤーでまあ事足りる。
自分は今はもう毎週シビアな練習をしてガッチリ演奏するようなバンドをやっていないので、それほど演奏を残したいとは思わないんだけど・・リハの後でチェックが出来ないのは不便であるのも事実。でも今さら時代に逆行してこのためだけにMDやカセットを買うのは馬鹿らしいよね〜。この辺はスタジオでも悩みのタネ。スタンダードな機器は時代で変わっていくので・・。今時だとデジタルで録って、お客さんのケータイやMP3プレイヤーに直接落とせれば一番良いのかな。
で。最近ではPCM録音可能なマイク内蔵のデジタルレコーダーが2万くらいで買えるようになった。実際身内に使っているミュージシャンもいる。ただ、デジタルプレイヤーのイメージで想像すると意外とでかくてかさばる感じだった。それに単機能、録音のためだけに2万出すのもなあ・・。
と、悩みながらいろいろ物色していたら、今はなんと3万円弱で8トラックのデジタルMTRが買えるのね。MTRにしてはコンパクトでギリギリ持ち運べそうなサイズだ。単なるレコーダーじゃなくてMTRならギターのハモリの確認とかも出来るし、簡単なデモだって作れるから一石二鳥。
というわけで早速そのDP-008を購入した。TASCAMはおじさん世代のバンドマンには馴染みのブランド。早速内蔵マイクで音を録って音質をみてみる。すごい!イイ音!無指向性だから周りがうるさいとノイズが入りやすいけど、この音質なら十分デモに使えるでしょ。久しぶりに多重録音してみたよ。クリックなしで思いつくまま重ねていったのでリズムが揺れてるのはご愛嬌ねw
(PCでノーマライズ後、MP3に圧縮)