10/03/23(Tue) [長年日記]
▼ OM-18が戻ってきた
・・のはいいのだけれど弦のビビリはまったく解消されていなかった。特に4弦は酷い。弦高は適正になっているのだが。ネックを気持ち順反りにしてみたがムダだった。
加えて・・
ブリッジトップにはサドルを外した時に付けたと思われるいくつもの凹みキズが・・。
サドルサイド部分にもヤスリ荒加工の傷跡が残っていて汚い。俺でももう少し綺麗に作るけどなぁ・・。こんな感じ
サドルトップにはオクターブ加工がしてあるところはさすがだが、この雑な作業が仮にもリペア界トップクラスの仕事なのか??修理が立て込んでいると言っていたし、まあおそらくはお弟子さんに任せたのだろうが・・ちょっと哀しい仕上がり具合。この状態でサドルがパーツコーナーに並んでたら・・売値にもよるけどまあ手は出にくいよね。
向こうの言うとおり木が動いて改善するかもしれない夏まで我慢しようかと思ったけど、今日一日中弾いてみて、弾くたびにビリ、ビリともうストレスが溜まって仕方なかった。ラグタイムギターでは4弦はバックビートベースの要になる大事な弦なのだ。それが撫でるようにしか弾けないのではまったく形にならない。
やっぱりもう一度店に持っていって完全に調整してもらうことにしよう。でないとこのギター自体が嫌いになりそうでイヤだよ。
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