11/06/24(Fri) [長年日記]
▼ SIT弦
最近なんだかヴィンストのチューニングがすぐ狂う。前からこんなだったっけ・・?あと、1、2弦で1音半など強いチョーキングを繰り返すとボールエンドが緩んで来てしまうのも最近の悩み。なんだか昔より耐久性が落ちてる?
そこで今回SITの弦を試してみる。Stay In Tuneの略で、チューニングの安定度には定評があるそうな。注文先はいつものサウンドハウスで値段も安い。
ダダリオやアーニーボールよりも1ランク上のしなやかな質感。張ってチューニングしてみるとたしかに落ち着くのが早く、何度も何度も引っ張る必要がないので、すぐ演奏に没頭出来る。しばらく使ってみることにしよう。
▼ Marshall GV-2
LS-2で遊ぶ時は原則アンプ側は歪ませないセッティングにしておかないといけないわけで、完全クリーンでも使えるディストーションはないかと探してGUV'NOR PLUSに白羽の矢が当たった。旧型GUV'NORは筐体からはみ出すような位置が悪いのか、とにかくつまみがすぐイカレるのが嫌だったが、これは堅牢そうだ。
すごくマーシャルの音だなあ。調整範囲が広くて微妙に影響しあうトーンコントロールがまた実にJCM800っぽい効き方をするのでいじりやすい。ただし音抜けに影響があるBRIGHT域がまったくいじれないので、その辺はアンプ側で調節しておかないといけない。歪みを深くしても原音の芯が残るタイプだからしっかりピッキングの強弱が出せる。オーバードライブに近い。70'sぽい伝統的なマーシャルの音から80'sのHRくらいまで、使える音の範囲が幅広い。そしてなにより値段が超安い。
ひとつだけ気に入らないのは、浅い歪みでは気にならないが、GAINを上げていった時に低音弦を弾くとその原音の芯がミチッて感じで金属的なちょっと嫌な感じで耳につくことがある。でも本当それくらいで、使いやすくて良いディストーションだ。ひとつ持ってて損はない。