21/05/19(Wed) [長年日記]
▼ 雨の奥秩父ドライブ
5月半ばにしてもう梅雨のような天気 止んでいてもいつ降られるかわからないのでバイクで走りに出かける気にはならず…ということでクルマ一択 あいにくの天気ではあるが奥秩父の新緑と山間の空気を吸い込んで、どこかでお昼を食べてこよう
朝のピーク時間が落ち着いた頃r15〜R299でぶらぶらと秩父方面に向かった 芦ヶ久保の道の駅で朝食を買い込んでR140へ
さらに影森の裏道にある、おばあちゃんが営むレトロな売店で焼きそばを買う その濃い店構えに今まで何度か勇気がなくて素通りしていたが、チャンスがあるうちにこそチャレンジだ
300円と安いのにお茶までサービスしてくれた😊 浦山ダム方面に折れて湖面を見渡す展望台で早速いただく
そのままr73を奥に進んでいくと集落のバス停沿いに立ち並ぶ木彫りの像が現れた😲
地元の職人さんが作ったのだろう、どれもなかなかの出来
バス停にも面が飾られているが秋の獅子舞は浦山地区の名物らしい 正月によく見る羽織を全身に被って舞うものと違い、面のみを着けた複数人が合わせて踊るという感じ コロナ禍で去年は中止になってしまったそうで、今年はどうなるのかな…
集落の姿は昔訪ねた時とほとんど変わらない ていうかつっかえ棒…
林道の入口であっさり通行止めとなり、湖畔に引き返す もうちょっと先まで行けるかなと思ったんだけど
一昨年の台風被害で有間峠はずっと通行不能になっている 県内の林道は軒並みこんな状況で近年の不況とコロナ禍で復旧も一向に進まず、車やバイクで山深さを楽しめる場所は極めて減ってしまった
国道に戻り、奥秩父へ 雨雲か霧か区別のつかない中を二瀬ダムから旧道、現道と回ってくる
途中アテにしていた蕎麦屋、うどん屋ともにお休みで、軽食を買っておいてよかった 市街に戻ってから店を探そうかな…
r37を北上、合角ダムを抜けて矢久峠に向かう道の毘沙門水の手前、藤倉集落の丁字路にバス停の待合所がある
土壁のなんとも歳月を感じる風流な建物だったが、今日そこにその姿はなかった
代わりに新しい待合所が交差点の反対側に出来ていた 前回訪ねた時地元の方にあと数年で取り壊すとは聞いていたが、もう一度見ておきたかったな
木がふんだんに使われベンチやテーブルが置かれていて、落ち着いた雰囲気は以前と変わらないようだ😄
軒先に藤の垂れる商店も味わい深い
山間でちょくちょく見かける崖にせり出した小屋にはスリリングで惹かれるものがあるね
皆野からr82に出て波久礼の交差点で信号待ちをしていると、なぜか平日なのにパレオエクスプレス(SL)が白煙をたなびかせ通過していった(実際には車両の姿は視認出来なかったが) 回送運転とかかなあ
夕方になってしまったが今井屋の開店を待って待望の食事
タレカツ丼は寄居名物でもある 3店舗のうち2軒はすでに制覇済み それぞれに個性があったが、はたしてこちらは?
ンン…肉厚のカツはまさにジャストな揚げ具合 味付けも濃すぎず薄すぎずで、さすが御三家No.1の評判は納得の味だ!
この断面見ただけで上質さがわかるよ
昭和の風情が残る寄居の街 また食べに来よう
久しぶりに一日走り回ったなあ バイクとまた違った感じで楽しめた 今夜はよく眠れそうだ