21/12/01(Wed) [長年日記]
▼ チェーン調整とアジャスター修復
900SSのチェーンが伸び気味 チェーン清掃とルブ塗布、及び張り調整を行う
しかし以前に張り調整をした時に気付いていたことだが、スイングアーム左側のアジャスターボルトがおそらく侵入した水分でサビてかなり固着している サイドスタンドで立てておくとどうしても左側に水分が溜まりやすいのだろう この際これも修復してしまおう
潤滑後、張り調整しようにもやはりアジャスターボルトがまったく動かない… まずはボルトを完全に抜き取る必要がある
しかしあまりに固着しているため片口スパナでは角を舐めてしまう なのでアクスルシャフトを押し込んでスペースを作り後方からディープソケットを使うことにした
ラスペネを吹きまくり、ブレーカーバーで30°くらいずつゆっくり緩めたり締めたりを繰り返して固着したボルトを徐々に抜いていくが、ギシッ、キンッ…!という金属同士が擦れる音がとても心臓に良くない
なんとかボルトが抜き取れた 中程のネジ山が失われているような部分は、最悪スイングアームの削れたアルミが詰まっているのかと思ったが、どうやら水分と塵でガチガチに固まったモリブデングリスのようでホッとした
しかしその下の地はしっかり錆びている 念の為右側も外してみると同様に錆が進行していた
修復ヤスリで丹念にネジ山を回復 モリブデングリスを塗って戻すと軽やかにスルスル入っていき見違えた
とりあえずしばらくは問題ないと思うが、この際新品に交換した方が良さそうだ
Total: Today: Yesterday: