06/09/24(Sun) [長年日記]
▼ 富士五湖ツーリング
ヒルツさんと富士五湖周辺へ行くことになった。
ソロの時はたいてい家からアクセスしやすい北や西にばかりコースを決めてしまうから、実は富士山辺りはあまり走る機会のないルートだ。
新たなスポットを開拓するのがとても楽しみである。
8:30am、中央道の藤野PAで待ち合わせ。
公安運動週間の真っ最中ということで、極力飛ばさず、すり抜けも抑えて走ったので家から丸々一時間掛かった。
拝島の辺りがどうにかなるともっとスムーズに流れるんだがなぁ〜
まぁ県央道がつながるまでの辛抱か。
上野原ICで下り、秋山の県道35号を行く。
日記(このHP)を調べたら、一度だけここを通ったことがあったハズだが、その時の記憶はさっぱりと抜け落ちている。
たいてい一度見た風景はどこかしら見覚えがあるものなのだが・・なんていいかげんな脳よ(^-^;
収穫時期の黄金色に輝く畑の中の道を抜けて、R139から河口湖へ。
R137で北上、御坂峠を目指す。
バイパスのトンネルをバイクはみな好き好んで迂回して旧道に折れていく。
回り道のご褒美に、峠からは雄々しい富士山をバックに河口湖の素晴らしい展望が楽しめる。
とても雰囲気の良い茶屋もあってたいそう賑わっていた。
ぜひ俺も堪能したかったのだが、残念ながらまだ藤野PAで食べたうどんが効いている。
またの機会にはぜひ寄らせてもらおう。
空いている抜け道の広域農道(●)からR358に抜けて精進湖へ。
R139を南下、道の駅朝霧高原に到着するも人がいっぱい。
お昼時なので食堂もいっぱい。
こんな雑然とした中で食事するのもちょっとね・・ということで、ヒルツさんの発案で本栖湖からR300に折れて下部温泉(●)へ行ってみる。
時代を感じさせる清流のほとりの温泉街!
実にほどよく鄙びている。
食事処で昼飯を済ませた後、源泉館に入浴。
そう、つげ義春の「ゲンセンカン主人」の源泉館である。
小さな沸かし湯と源泉そのままのだだっ広い湯船があるのだが、源泉は水温30℃前後、夏ならともかく涼しい季節には少々肌寒い・・
それでもがんばって沸かし湯と源泉を3往復するw
#翌日も体に残った温泉の成分が肌を柔らかに包んでいて、大変心地良かった
ちなみにここは混浴だが、当然のことながらこんな鄙びた温泉にはジジババしかいないw(残念?)
下部温泉は元々観光地というより本格的な湯治場だったのだ。
その名残に今でもしっかり療養やダイエット向けののプランが残っている。
夕暮れの下部温泉を後にする。
中央道はちょうど休日定例の大渋滞の最中だったが、すり抜けを駆使して帰宅。
この渋滞だけはガンだけど、富士山周辺はやっぱ広々として景色が良いやね〜
今日は終始ヒルツさんにお任せで、こっちは脳みそを使わずただ後を着いていくのみで何の苦労もしなかった(^^;
先導どうもお疲れさまでした!