07/05/30(Wed) [長年日記]
▼ 修理Day
休みの間に調子が悪くなった機材を2台ほどチェック。
1台の方はこの間修理に出して帰ってきたばかりのピーヴィーの5150アンプ。
振動でノイズが出るので分解してみると、修理痕のあるコンデンサがプリントごと基盤から浮いていた。スピーカーが鳴る振動で剥がれてしまったらしい。容量の大きなコンデンサなのでメーカー設定ではボンドで固定してある部分だが、修理担当者は空中配線のまま何の処理もしていなかった。これじゃいずれまた不良が出るのは目に見えるだろうにヽ(`Д´)ノ
剥がれたプリントのラインは使えないので配線でつなげ、コンデンサをホットボンドで固定して修理完了。
もう1台の方はマーシャルのキャビネットで、通常より音量が小さいとのこと。
問題のないキャビと鳴らし比べてみると、たしかに若干音圧が低く、張りが無い感じ。
中を開けてスピーカーをテスターで1個1個チェックするが特に不具合はなかった。それぞれのキャビからスピーカーを1個だけ取り出して鳴らし比べてみるとやはり音圧に差がある。記憶では最初からこういう音の特性だったような気もするが、あるいは単にヘタっているのかもしれない。壊れてはいないので、とりあえず様子見で元に戻して終えた。
とはいえ新品のスピーカーにしたら音が変わるのか気になって、閉店後一度帰宅してから車で店に戻る。
買ったばかりの予備のキャビのスピーカーと全交換してみると、当たり前ながら新品の張りのある音になった。逆に古いスピーカーに入れ替えられた予備のキャビはどこやらコシの無い音。
やっぱりスピーカーが消耗していたのだな。もう10年も使っているのだから当然か。でもそれ以上に酷使されている機材もあるのだけれど・・^^;
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