14/12/14(Sun) [長年日記]
▼ 奥秩父にうどんを食べに行く
今週の休み初日は寝覚めが良かった。体調も悪くないので、昼前に奥秩父までうどんを食べに行くことにした。
r262からR299と順調な進行。当然ながら山間部に入っていくほどに冷え込みが厳しい。電熱ジャケットの目盛もいつもより2〜3上げめだ。空いているとはいえさすがに前車が途切れることはないが、みなペースは良いので特別ストレスはなかった。正丸トンネルから道の駅まで凍結防止剤の痕が残っていたのと、市街に出るまでの日陰の他はほぼ路面状態はドライだった。
秩父市街から佐久良橋を渡りr72をひたすら南下。左手には荒川を挟んで武甲山がくっきりと見える。
道の駅あらかわの手前で日野鷺(ひのさぎ)橋を渡りR140へ。ここまで山奥に来ると交通量は極端に減る。道の駅大滝温泉まで3kmの看板。かなり優秀なhit-airのウインターグローブでも指がかじかむ寒さだ。途中で5℃の温度表示を見たが、恐らくもう少し冷え込んでいるだろう。
そして今日の目的地、三峰参道前の車澤うどんに到着。夏に美味しい冷汁うどんを食べたお店だ。
他に客はなし。突き出しの煮物がまた嬉しいんだわ。すぐ脇のガレージの隙間風が入ってくる古い店舗だが、おばちゃんがファンヒーターをガンガンに効かせてくれたので、あえて冷たいざるうどん(550+大盛150円)をお願いした。
滑らかで腰のある端正な平打うどん。大根おろし、すりゴマ、柚子、天かすと薬味も豊富で最後まで美味しく戴いた。温かな接客とリーズナブルな値段が嬉しい。
三峰口駅に折れて鉄道沿いの裏道からr72に戻り、定峰峠を越える。こちらも路面はほぼドライ。
r11から秩父鉄道沿いのセメント工場を望む。そこからはノンストップで小川町に下り、ときがわに抜けて帰途に着いた。冷え込みの厳しい場所から麓に戻ってくると体感的にかなり楽なものだ。
5時間ほどのツーリングだったが充足感の高い旅だった。