14/09/30(Tue) [長年日記]
▼ 奥多摩で秋の気配を感じる
午前中起床。昼食がてら軽く出かけようとネットでお店を物色した結果、今日も奥多摩方面に決定。
圏央道〜中央道で上野原ICへ。ICを下りてすぐ高速側道の路地に入って住宅街の中にある、桂山へ。老舗の中華屋さん的な店かと思ったら、全然違った。
メニューはラーメン、チャーシューメン、ワンタンメン、ワンタンチャーシューメンの4品というシンプルさ。ワンタンメン(750円)を注文した。ていうか専門店でラーメンが550円って今時すごい安いな…。
丼になみなみと入ったスープ。熱々の丼をカウンターから下ろすのにある種の覚悟が必要だった。
優しい縮れ麺。身がたっぷりのワンタン。シャキシャキモヤシ。硬そうで意外にも優しい味のチャーシュー。いや、美味しいなあ。これはまた来たいよ。こういうの小田原系っていうんだって。
食後の腹ごなしに軽く秋山の峠走り。ところがコーヒー休憩を目論んでいたいつもの憩いの場所、ベンチが撤去されていた!ここのベンチでまったりするのが秋山ツーリングの楽しみの一つだったのに…。
仕方がないので先に進む。山里の秋が感じられる景色があったのでパチリ。
リニア車両基地の横を通って都留市に入り、集落に下りてくると田畑の中に自販機を置いた東屋がある。ここは開けた直線なので、目の前を結構なスピードで車が頻繁に通りすぎて行く。まったりしづらいのが難点。
甲州街道に出て勝沼方面へ。この間まで通行止めだった旧道が開通していた。これ幸いと人気の無い旧笹子峠に折れてマイペースランを楽しむ。路肩に落ち葉があるが、路面はさほど悪くない。
突然矢立の杉の大きな看板が。ううん、前来た時こんな看板あったかなあ?
杉へは歩いて100mとすぐなので寄ってみた。綺麗な展望台もあってびっくり。これは良い癒しスポットだよ。
樹齢千年の杉。
幹の内部は朽ちて天井まで空洞になっている。以前は触ったり洞(うろ)の中に入ったりも出来たそうだが、現在は保護のため近づけなくなっていた。
麓で買っておいた缶コーヒーを開けながら、杉を眺める。
手巻きのゼンマイ仕掛けの機械(!)による案内音声と杉良太郎の歌を聴きながら…w
綺麗な旧笹子トンネル。馬蹄型の内部は1車線しかない狭さ。
勝沼からフルーツラインに折れて、ハッピードリンクショップでまた休憩。もう歳だからガンガン走った後は適度に休まないとねw クルマだとシートで体を伸ばせるからいいけど、バイクにはほっと腰を下ろせるベンチが実にありがたいものよ。
続いて柳沢峠から丹波渓谷のワインディングを一気に駆け抜け、道の駅たばやまに寄る。夏日ですっかり汗ばんでるから久しぶりにのめこい湯に浸かっていこうかな。
ぬるすべのお湯は健在。リフレッシュして外に出るとすでに真っ暗。街灯の無い夜の峠道は危ないから、ペースカーに先導してもらうことにしよう。
ということでツーリング三昧の休み終了。先週は部屋でダラダラと怠惰な日を過ごしてたのが嘘みたいな変わりよう。やっぱり人は朝起きて夜には寝るのが一番健康だと痛感するね。仕事がらキビシイけど。