15/03/17(Tue) [長年日記]
▼ ぶらっと秩父 ハーフツーリング
900SSの調子を見がてら芦ヶ久保辺りまで試走に出ることにした。今朝方、中途半端な時間に目が覚めて二度寝してしまったので時刻はもう午後3時を回っている。
気温がガッと上がってその陽気に誘われたのか、どこも車が多い。日高まで出て裏道に入るとようやく前後を気にせず落ち着いたペースで走れるようになった。
久保交差点を曲がってR299に入ると最初の直線でいきなりネズミ捕りをやっていたが、そもそも車列に着いておとなしく走らざるをえない状況で問題なし。
そして今日のイベントの柱の一つ。大型車が離合に苦心していた西武線の高架橋をバイパスするために今月に開通した吾野トンネルを初の通過。
東側は工事のため交互通行。
S字状の広めで明るいトンネルだ。しかし両方の出入口に信号がつけられたために、交通の流れ自体はむしろ悪くしてしまったのではないか?これまでR299の秩父区間の信号は基本感知式か押しボタン式だったので、ペースが遅くなった時でも流れが滞ることはほとんどなかったのだが…(ここもそのうち感知式にしないかな?)。
道の駅あしがくぼに到着。ケースからのオイル滲みをチェック。問題ない、良かった。整備の甲斐あってエンジンは絶好調で不安定さは微塵もない。
平日ながら今日はさすがにライダーの姿が多い。缶コーヒーを1杯飲んで喉を潤し出発。
秩父市街に出て給油。このまま定峰峠に向かい家路に就こうと思っていたが、もう少し秩父にいたくなり、しばらくルートを決めず気の向くままに走った。
いよいよ空腹を覚え、遅い昼食を摂るため小鹿野に出る。小鹿野といえば当然わらじカツ丼!
店の前を通過中にアンテナにビビッと来た、どさん子ラーメンに入ってみる。
こちらのわらじカツ丼(850円)は食べ応えがあるロースカツが2枚。味付けがまた適度な甘辛具合でとても美味しい。小鹿野で今まで食べた中で自分的に一番好みかも。ウェルカムライダーサービスでコーヒーもつけて戴いた。
食事を済ませて外に出るとそろそろ辺りは暗くなり始めて、汗ばむような暖かさはすっかり影を潜め、肌寒さを感じた。ちなみに今日の装備はロンTにW&Sの電熱+革ジャケット、下はタイツに革パンだ。
電熱のスイッチを入れて秩父市街へ踵を返す。ミューズパークの中を抜ける頃には市街の夜景がきらめく時間になっていた。
気温は昼間の21℃から12℃まで下がっていた。春の夜はまだまだ冷える。のんびり帰途に着こう。
▼ MOTOWN シートエキスパンダーバッグ
ラフ&ロードのテールバッグの後継に購入した、MOTOWNのシートエキスパンダーバッグ。通常時はタンデムシートにチョコンと収まるサイズだが、メイン気室だけでなく両サイドのポケットがまんま容量アップするという優れモノ。
…のはずなんだけど、実際使ってみると若干ネガティブな点もちらほら。
・シートに固定するナイロンベルトが細く、伸縮性がないので固定が緩みがち。バッグがシートの上でズレて荷崩れしやすい。ラフロは幅広のゴムベルトでガッチリ固定することが出来た。
・バッグとシートが上下方向でバックル固定されるラフロと違い水平方向で固定されるため、これまた左右に動く原因になる。
・ワンタッチバックルの脱着はバッグの底面でブラインド状態で行うため非常にやりづらく、ワンタッチとはいかない。またその際隣接するDリングがかなり邪魔。
バッグが動きやすい点はメーカーも承知しているようで、容量アップの際には必ず補助ベルトで固定すること、と書いてある。でもワンタッチだからこそ利便性があるのに、そんな煩わしいこと実際やってられないよ。何か対策を考えよう。
(追記:固定ベルトはアジャスターを堅く引っ張り締め付けた後、さらに折り返してグルグル巻きに縛ったところ、緩まなくなった。
ワンタッチバックルでの装着はやはり一度アジャスターを緩めておいて、バッグ底で手探りで装着後ベルトを締め上げる…を毎回やる必要があるようだ。)